アラブの名文、諺『お風呂に入るのと出るのは違う』


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こんにちは、EcomのOlfa@アラビア語です。
كيف حالكم ؟  ケイファ・ハーレコム?
今日のアラビア語名文は、北アフリカのチュニジアで生まれた諺です。ただ、今ではアラブ世界のどこでも使われていますよ!

 

第23回
دخول الحمام ليس كالخروج منه
「デュクール・エル・ハメーム・ライサ・ケールクルージュ・メヌフ」
(風呂に入るのと出るのは違う)

 

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こちらの写真はドバイのبرج العربブルジュ・アル・アラブホテルのある部屋の風呂場です。

◆単語
دخول(デュクール):入場
الحمام(エル・ハメーム):お風呂
ليس(ライサ):違う/~ではない(否定の意味)
كا(ケー):~みたい/~のよう
لخروج(エル・クルージュ):退場
منه(メヌフ):そこから(場所)

お風呂に入る時とお風呂を出る時は、同じような状態ですか?似たような行動ですが、自分の様子は全く違いますよねつまりこのフレーズは、人によって考えや状態、個人的な事情などの条件は違うから、同じ行動にも全く違う意味、結果があるということです。行為が一緒でも、その背景が違うことはありますよね。
お風呂で例えると、同じ人が同じ行動(扉を通る)をしていても、最初は汚い人、最後は綺麗な人、という違いがあります。

また、この諺には「似たような行為でも、人によって色んな意味がある」という意味だけでなく、他にも「時間、経験で問題は解決される」という意味も入っています
例えば、自分がやるべきことは理解しているけど、何回やってもうまくいかないことがあります。その時に「دخول الحمام ليس كالخروج منه」を使えば、「頑張れば必ず成功する」というメッセージになります。お風呂に入る時には汚い体も、お風呂を出る頃にはキレイになっています。同じ自分でも、行動して時間がたてば、大きく変わります。結果を見ると、成長したことに気づきますよ。
「経験を得ると、自分が新しくなる」といったニュアンスですね。

なお、このフレーズは良い意味でしか使いません。「同じ行動には色んな意味」と考えると「無意識に悪いことをする」というニュアンスにも聞こえてしまうかもしれません。
でもこの名文は「お風呂を出ること」で終わるので、良い意味で使われます。

たくさん勉強して「私はもう、昔とは違うよ!」と言いたい時、すごく成長して「同じように見えても、中身は全然違うよ!」と言いたい時に「دخول الحمام ليس كالخروج منه」が使えます。

皆さんは最近、お風呂に入ってきましたか?
私はこのブログを読んでくださる皆さんのおかげで、お風呂に入ってきたと感じますよ^^

今回の記事いかがでしたか?
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