外部民間英語試験の入試への活用、加速の動き


推薦、AOで活用されている外部英語能力試験

文科省が、2015年末に、全国の国公私立大学を対象にした調査によると、回答があった695大学のうち43%の299大学が、推薦入学や、AO入試など現行の入試制度の中で、英検などの外部英語能力テストを活用しているとのことです。

推薦やAOの自己推薦に、英語試験資格で華を添えるというのは、流行っているようですし効果も高そうです。

2020年からの新センター試験英語が変化の兆し

ただ一方で、一般入試では、大学独自の英語試験などがあるため、外部英語試験の活用はまだまだ低いです。

しかし、この流れも、早晩変わると思います。

study大きな理由が、2020年から始まる新大学入試センター試験(大学入学希望者学力評価テスト)で、英語試験に4技能(読み、書き、聞く、話す)の測定が決まっているからです。

 

これまで大学独自の一般試験の英語は、Reading(読み)の能力だけを問うものでした。ライティングや、スピーキングなどを測ろうとすると、手間がかかって仕方ながないからです。リスニング問題にしても、試験環境を整えるのにも苦労します。

 

こうした事情から、大学では、Reading中心の英語教育=「受験英語」が形作られてきました。

そして、大学である傾向は、高校入試、中学入試にも同様となりました。

しかし、今後文科省は、読みだけではなく、書く、話す、聞くの残りの3技能もしっかり図らないと英語能力試験と見なさないという掛け声をかけています。

この結果、何が起こるかというと、一般入試の外国語科目の外部民間試験導入です。

 

4技能測定を積極的に進める外部英語試験

2016年から、英検が4技能測定強化に向けたリニューアルを行ったのは象徴的でした。

また大学入学受験者(主に高校3年生)に特化したTEAPという試験を導入し、上智大学がその採用に先鞭をつけました。

高度なアカデミック知識を要するTOEFLや、ビジネス寄りの TOEICにも、ジュニア版を導入する動きです。

または、子供向けに、もっと別の外部英語試験が今後出てくるのかもしれません。

 

ただ言えることは、4技能測定に対応した英語試験を用意するのは、もう各大学、高校、中学では無理になってきています。

予備校の力を借りるとまではいきませんが、2020年の新センター試験英語に呼応して、外部外国語試験取得が、お子様のアドバンテージとなる点は、ほぼ確実な流れです。

今の段階で、お子様向けにアドバイスできるのは、

・高校3年生であれば、TEAP

・高校1,2年生であれば、英検

・留学に絶対行くという目標があるなら:IELTS(イギリス留学向け)、TOEFL(アメリカなど幅広く)

(英検でも、留学に結構使えるので、英検でもいいのではと筆者は思っています。)

・中学、小学生、その他各種学校であれば、英検試験

・就職を控えた大学生であれば、TOEIC

を日々の英語学習の成果測定に使われると、将来的にも得をされると思います。


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成田 勝行

About 成田 勝行

英語は、公立中学の授業で初めて学び始めた純日本人的受験英語で育つ。 慶應大学SFC卒。現在、Ecom英語ネット学校校長。 英語以外に、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語が話せる。

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