フランス語の名文、諺『皆が盲目の王国では…』


Ecom講師 Olfaこんにちは皆さんー
イーコムフランス語のOlfaです!
今日もフランスの名文を紹介しようと思います。
この名文は少しフランス人らしい皮肉が含まれているのですが、とてもよく使われているので皆さんにも是非覚えて頂きたいと思います。

 

第24回
Au royaume des aveugles les borgnes sont rois.
(皆が盲目の王国では、片眼の人は王様だ)

BLIND

この名文はなんと言う意味でしょうか?否定的なニュアンスが含まれていそうですが、意味がわかりますか?
皆さん、「盲目」は何と言う意味で使われていますか?
実は、盲目はフランス人がものよく使う言葉です。「盲目」というのはイメージで、もちろん「目が見えない」と言う意味なのですが、この場合、本当に目が見えていない人という意味ではなく、そういったイメージとして理解してもらいたいです。

フランス人は良く「盲目」と言う言葉を使います

L’amour est aveugle : 愛は盲目
La justice est aveugle: 司法は盲目(外見で判断しない)
J’ ai été aveugle : 盲目でした(気付かなかった、反応がありませんでした)
J’ai été aveuglé : 盲目にさせられた(良い意味:感動してしまった、悪い意味:やられました。)

こういう風に、色んな意味で使いますね^^

さて、この名文では、片眼の人というのは「完璧にできない、全てのスキル・資格が中途半端」な人ということを意味しています。この、「能力の足りない人」「訓練が不十分な人」は普通の国では王になれますか?なれませんよね?王というのは国を統治できるように最も優秀な人間がなるべきです。
ただ、この場合、未熟な人、指導力が不完全な人が王になっていますね
それはどうしてでしょう?
フランス人は「あんまり有能ではない人が統べるのは、全く有能ではない人達です」と言います。

 

自分の全く持ってない技術が少しでも相手にあれば、自然と尊敬していく傾向にあります。その相手の技術は自分が持っていないからこそ、どれほど良いものなのか正確に判断できませんね。尊敬する理由は、その相手が本当に優秀かどうかではなく、ただ自分がそれをもっていないからですね。つまり、レベルが低そうな相手や物事に対して批判するための言葉です。
判断には気をつけましょう。自分の気持ち、気分だけに従って判断していくと、きっと色んな人のことを読み損なってしまうでしょう。

フランス人には皮肉が面白いので、是非面白く批判したい時に使ってみてくださいね。

今回の記事いかがでしたか?
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