フランスの新聞で使われる特殊な言葉(後編)


Ecom講師 Olfa

こんにちは!Ecomのオルファです。今日は「フランスの新聞で使われる言葉」の最終回になります。(前編はこちら)(中編はこちら)

フランス人は表現を工夫するのがとても好きですが、それはメディアで使われる用語にも言えることですね。

 

 

その3:Une kitchenette

 

フランスの新聞で使われる特殊な言葉

 

最後は「Kichenette」です。この言葉は、5年ぐらい前に突然現れて話題になりました。皆さん、この言葉を読んでフランス語だと思いますか?
実はこれ、フランス語ではなく英語に由来する単語です。では、どういう意味の言葉でしょうか?
英語の「Kitchen」はわかりますよね。「キッチン」のことです。それにフランス語の「-ette」が付けられた言葉です。-etteはフランス語で「小さい」を意味して、日本語の「-ちゃん」と同じように名前に付けます。

それで、「キッチンちゃん」とはどういうことでしょう?フランスのアパートはキッチンが小さすぎて、キッチンというフランス語が使えないくらいです。フランス語で台所は「Cuisine」ですね。ただ、前にも言いましたが、フランス人は「スペースは大きければ大きいほど良い」と考える傾向があります。「Cuisine」でしたら絶対、一部屋の全てが台所になっているくらい大きいです。
そのイメージで写真のキッチンを見えてみると、言葉で表せないショックを受けます(笑)
そうなることを避けるため、新しい単語が使われるようになりましたね。

こちらがKitchenetteの様子です。超コンパクトですね!(笑)

 

 

フランスの新聞で使われる特殊な言葉

 

こちらは「騙されちゃうからズルい」ではなく、「文化の一部」と思って頂いて欲しいですね。フランスでは悪いこと、ネガティブに聞こえることは言わないいし書かないです。ネガティブなことでも、なるべく綺麗な言葉で説明します。そのため、名前を変えることが非常に多いです。それは不動産の物件だけでなく、レストランのメニューや商品の名前にも当てはまります。Kitchenetteと書くことで、「『「Cuisine」とは書いていないからビックリしないでね、文句言わないでね、調理できる所は狭くてもあります」という暗黙のメッセージを伝えているんですね。
日本で、このような使われ方の言葉はありますか?

今回の記事いかがでしたか?
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