ユリアのここスゴ34回目:日本の省略語がスゴイ 5


Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、EcomのJuliaです。今日は、日本のここがスゴイと思う所を書いていくコーナー『ここがスゴイよ日本』の34回目です。今日は日本の「省略語」について書きたいと思います。

ドイツ語を勉強している人はわかるでしょうが、ドイツ語は省略することがほとんど不可能な言葉です。無理やり省略しても、ほとんどイニシャルだけになってしまい、意味が通じなくなります

それに比べて、日本語は省略するのがとても簡単な言葉です。更に、省略した方が響きも良いし、言葉の意味も残ります。友達との会話はもちろん、新聞などでもスペースを減らすために使っていますね。
以下は、私が「スゴイな~」「なにこれ?」と感じた省略語です。

★漢字
東京大学→東大
就職活動→就活
ドイツ語検定→独検
経済団体連合会→経団連

★カタカナ
アルバイト→バイト
ワーキングホリデー→ワーホリ
パズル&ドラゴンズ→パズドラ
ビルディング→ビル

★その他
気持ち悪い→きもい
空気読めない→KY

やはり、外国から来た言葉は省略されやすいですね。日本語と比べて長いからでしょう。
日本人は新しい言葉を使うのが好きで、吸収がとても早いと思います。しかも、外国の言葉も自分たちにフィットする、オリジナルなものに変えていきますよね。これは、以前お話した日本料理のスゴイ所と似ているな~と思います。日本人のこういった工夫は、とても面白いです。

ユリアのここスゴ34回目:日本の省略語がスゴイ

また省略語の方が普及しすぎて、元々の言葉が忘れられていることもあります。例えば「ポケモン」です。海外で「ポケットモンスター」と言っても通じませんが、「ポケモン」と言えば、誰でもわかりますよ。
逆に日本人は、「エアコン」や「リモコン」の、元の言葉を知らないのでは?

あと、これは日本人のスタッフに聞いたのですが「ザギン」で「シースー」を食べるのが、セレブの象徴らしいですね。でもこれ、省略語になっていないですよね?(笑)

今回の記事いかがでしたか?
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5 thoughts on “ユリアのここスゴ34回目:日本の省略語がスゴイ

  • 夏目 英明

    省略語が多いのは確かですね。固有の大和言葉(和語)の中に中国語(漢語)が入ってきて、同じ意味の言葉が和語と漢語が重複してどんどん語彙が増えました。漢語も、時代によって中国本土の王朝交代で同意でも発音が変わったり、意味も変化したりしました。
    そのうえ、近世以来、オランダ語(蘭語)、ポルトガル語(葡語)、スペイン語(西語)…、更には、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語まで日本語に吸収していきました。
    そんな、ある意味の柔軟性のある言語特性(主体性に乏しいと言えるかも(笑))が、数多の同義語、同意語をニュアンスの違いに結びつけ、表現の多様化に結びつくとともに、字数の多い外来語の短縮表現も可能にしたのでしょうね。
    それにしても、今、日本語と言っている言葉は、ほとんどが外来語(勿論、中国語も含めて)。
    本来の和語は、ほんの僅かしかないというのは、世界の言語の中でも、極めて特異な言語でしょうね。

  • FALKE 夏目 英明

    日本語というのは、ある面で特異な言語ですね。
    古代から、和語(大和言葉)の上に、大陸からどんどん漢語(中国語)が入ってきた上に、朝鮮半島からの言語も吸収してきました。
    近世になると、ヨーロッパ諸国がアジアに進出するにつれて、葡語(ポルトガル語)、西語(スペイン語)等も、吸収しました。
    近世になると、科学技術、産業、軍事等を学ぶ為に、英語、独語、仏語等も、日本語に吸収してきました。
    文法は基本的には維持しながらも、多くの品詞で外来語を使うという、世界的にも特異な言語ですね。
    1.外来語は、名詞として日本語化されます。
    2.名詞として定着すると、オリジナルの品詞化する。
    というのがパターンです。
    その過程で、日本語よりも音節が多い単語は短縮省略される事があります。

  • FALKE 夏目 英明

    日本語というのは、ある面で特異な言語ですね。
    古代から、和語(大和言葉)の上に、大陸からどんどん漢語(中国語)が入ってきた上に、朝鮮半島からの言語も吸収してきました。
    近世になると、ヨーロッパ諸国がアジアに進出するにつれて、葡語(ポルトガル語)、西語(スペイン語)等も、吸収しました。
    近世になると、科学技術、産業、軍事等を学ぶ為に、英語、独語、仏語等も、日本語に吸収してきました。
    文法は基本的には維持しながらも、多くの品詞で外来語を使うという、世界的にも特異な言語ですね。
    1.外来語は、名詞として日本語化されます。
    2.名詞として定着すると、オリジナルの品詞化する。
    というのがパターンです。
    +α.その過程で、日本語よりも音節が多い単語は短縮省略される事があります。
    日本語の柔軟性は、日本人の環境適応の柔軟性とも相通じる面があるかもしれませんね。
    話が飛びますが、私は、その根底には、“日本の国土の特性”があると思っています。
    日本は、狭い国土でありながら、実質は“寒帯”から“亜熱帯?(今は熱帯?)”までの広範な気候帯を含む国土です。アメリカ合衆国等、広大な国土を持つ国では多様な気候帯を含有する国は少なくありませんが、アメリカを例にとれば、独立後であっても、ロッキーの北に住む人がフロリダの人に直接会って交流することは稀なことであったでしょう。
    ところが、分国封建制度になる江戸時代までは、日本人は、古代から狭い国土であるが為に、北から南まで交流していました。
    そこには、方言という一種の外来語も許容する言語文化もあったと言えます。(方言が特化して行ったのは、江戸時代の分国封建制度による面もあるので、それ以前の方言がどの程度地域言語として他地域との共通性に困難があったかというのは難しいですが、少なくとも、交易に当たる商人たちのレヴェルでは、問題がない程度の言語環境であったと思われます。商人が国内の交易に“通詞(通訳)”を伴ったという記録は見られませんので。
    話が脱線しましたが、こんな日本語の柔軟性が、語彙の膨張を生むことになりました。語彙の膨張は表現の多様性豊富化を生むものの、煩雑化も生みます。
    その中で、音節が長いアルファベット系の外来語は、短縮省略する事で日本語として使用し易くしていったのでしょうね。
    しかし、外来語や短縮表現に柔軟な日本語の特性は、日本人にとっても多くの問題があります。
    日本語として定着していない短縮表現ばかりを好んで使う階層の人との会話は、特定の職種に限られ“隠語”的な受け取り方をされ、“アウトサイダー言語”と見做されることがあります。
    短縮表現ではありませんが、“ザギン”で“スーシー”等と言うと、教養人としては認められず、軽薄な“浮かれ者”と思われる事の方が多いと思います。
    短縮表現、外来語は、相手と状況によって使い分けなければならないという、ある意味、“両刃の剣”の要素がありますね。

  • FALKE 夏目 英明

    何度も同じ様な書き込みをして申し訳ありません。
    私の操作の不手際か、タブレットのせいか分かりませんが、文書作成中に突然白紙になってしまたり、編集過程で“送信終了”になってしまったり、ということで、今確認して初めて複数送信していた事が分かりました。
    重ね重ねお詫び申し上げます。
    ご容赦下さい。

    • Julia
      Julia Post author

      FALKE 夏目 英明さん、
      コメントどうもありがとうございました。ご丁寧に日本語の起源を説明して頂きありがとうございます。
      中国語やヨーロッパ語の影響を受けている日本語の歴史はとても興味深いです。
      また、なぜ外来語を日本語化し、またそれが省略された形で使われるようになるのか、その原因と背景が分かって、大変勉強になりました。
      私もそのような言語の背景を意識しながら、日本語を学んで生きたいです。