ドイツの子育て政策:児童手当金「das Kindergeld」


staff02みんなさん、こんにちは! Wie geht es Ihnen?
ドイツに住んだことがあるかた、あるいはドイツに旅行をしてきた方は、ドイツの高い税金にびっくりしたかもしれませんね。
消費税は19%。所得税は14%から45%までで、プラス、社会保険と健康保険を引くと、手取りの実質給料はだいぶ少なくなります。

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例えば月3000ユーロ(36万円)ぐらいの所得があったとすると、税金などすべて引くと、手取りは1800ユーロ(22万円)ぐらいになってしまいます。ドイツ人は、給料でもらえる金額の6割くらいが実収入と考えて生活しています。

では、このような大きな税金を考えたら、どうしてドイツ人はそれを我慢できるのでしょうか?それはドイツが社会主義型な国家だからだと思います。ドイツに住むと、様々な社会保障給付をもらうことできます。その中の有名な一つは「das Kindergeld」(児童手当金)です。「die Kinder」は子供たちで、「das Geld」は「お金」で、「das Kindergeld」は子供のためのお金と直訳ができて、児童手当金の意味になります。 ドイツの「das Kindergeld」は日本と少し期間などが異なって、子供が生まれてから、18歳まで、または、“教育が終わるまで”毎月支給です。 “教育が終わるまで“というのがポイントで、子供が18歳を超えて高校だけでなく、大学や、認可の専門学校へ進学していれば20代の子供のために、親が児童手当金(das Kindergeld)を毎月受け取れます(最大25歳まで)。

2017年の実績では、一人の子供に、親は月192ユーロ(約2万1000円)もらえます。
日本だと2人目、3人目と少なくなると聞いたのですが、ドイツの場合、二人目の子供も同じ金額で、3人目からはさらに上がって、198ユーロ、4人目の子供以降は、毎月223ユーロを払われています。
そのため、ドイツで4人の子供がいた場合、192 + 192 + 198 + 223 = 805 EURO (約96,000円)が毎月、国からもらえます。

4人の子供計算だと、現実的ないかもしれないので、例えば、子供1人の場合、その子がもし25歳まで教育を受けるとすると、192 Euro ×12か月 × 25年 = 57,600 ユーロ(約700万円)を、国から受け取ることになります。

しかも、これは、ドイツ国籍者だけでなく、ドイツに住んでいる外国人、または海外に住んでいるドイツ人ももらえます。
もちろん、海外にいて、他の国のKindergeldをもらうと、ドイツのものはもらえなくなりますが、世界的にも、ドイツのKindergeldが条件がよい方なので、住んでいる外国のものよりドイツのものをもらおうとする人が多いですね。
*例えば、ギリシャの児童手当は、月5から18ユーロくらい(600円から2000円)、スペインは、月25ユーロ(月2800円)。

いかがでしょうか?
ドイツは社会保障が手厚く、子供の教育サポートにお金を多く出していますが、その政策はなぜなのでしょうか?
ドイツは日本と同じく、出生率が下がっているところで、出産率を増やす努力をしています。 ドイツのKindergeld(児童手当)によって、安心して子育てができるので、たくさんの子供を産み育ててくださいというメッセージがあります。
ただ、たくさんの児童手当金を出していますが、肝心の出生率はあまり上がっていないようですけどね。
そして、よく言われるのが、経済が良くない国の人たちが、ドイツの社会保障システムを使って、お金をもらってうまくやっているという批判もあります。
ですが、児童手当は、子供のいる両親にとってはありがたいので、何とかうまい運用の仕方でバランスをとって、続いてほしいと思っています。

今回の記事いかがでしたか?
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