モスクワの代官山それとも銀座?ロシア人にとって憧れの場所、アルバート通り


Всем привет! みなさんこんにちは!温かくなってきましたね!

春ですね!とは言っても、ペルミも(私が一時的に帰ってきている)札幌もまだまだ雪が残っていて、なかなか春気分が味わえません。

そこで今日は少し先走り、夏休み計画気分で、モスクワの観光地について書きたいと思います。モスクワに言ったことがある方はきっと『アルバート通り』をご存知でしょう。モスクワの中心部にあり、モスクワの観光名所のトップ5に入るこの歩行者天国の通りを。 

アルバート通りは14世紀からある場所で、当時はモスクワの境目になる場所でした。ちなみに「アルバート」っていう名前は、タタール語で境とかボーダーとかという意味から来ています。

当然、都市拡張でモスクワが広がっていくにつれ、その風景はぐんぐん変わっていきました。早いはなし、19世紀にはモスクワの中心に近いお金持ちの住宅地になっていました。

19世紀当時、アルバート通りはゴージャスでゆったりとした貴族の街で、ほかの人の憧れとなっていた場所だったんですね。

その後、19世紀末から20世紀初めにかけてのアルバート通は、文化の象徴として、詩人や小説家などインテリが集まる街として注目されていました。

アルバート通りのカフェでは、詩人同士で集まって色々深い話をしていたのでしょうね。

1917年のロシア革命でロシアの歴史がひっくり返った後は、モスクワに残った元ブルジョアお金持ちが、昔の生活を懐かしむためにアルバートをよく訪れたといいます。

そして、アルバート通りについてもう一つ有名なこと。

実は、あのスターリンがここを愛していたのです。

その証拠に、自分が一人で(もちろん護衛はつきますが)クレムリン宮殿から乗ってすぐにこれるように、アルバート通りまで地下鉄まで作っちゃったんです!

今も、クレムリンのある『オホートニィ・リャード駅』とアルバートがある『アルバーツカヤ駅』は平行した二本の地下鉄の線が通っています。

ソ連時代は、アルバートについての有名な歌などがたくさん歌われ、映画にもたくさん出てきたので、憧れのモスクワの、さらにその中心のおしゃれ街だったのでしょうね。

Памятник Булату Окуджаве. Старый Арбат. Москва

ちなみにその歌の一つは大変人気があり、その歌手であるブラート・オクジャワ(Булат Окуджава)の銅像は今もアルバート通りに立っています。

そして、今は!と言いますと…モスクワっ子にとってはやっぱりインテリが集まるちょっとしたセレブ街であると思います。

ちょっと背伸びをしていくのだそうです。東京の銀座感覚ですかね?

そしてお上りさんには、スタバがあって外国人がたくさんいるエリート街で、憧れの街です。私的には、日本の銀座よりは、代官山に似ているのでは?と個人的に思いましたが、いかがでしょうか。どちらにしろ、ここは昔からロシア人が憧れを持つ街なのです。モスクワを訪れた際にはぜひ、昔の歴史や、かつてインテリやブルジョワが愛したアルバート通を歩いてみてくださいね。

色々な人が通りにいて飽きませんよ。

 

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