2月28日は独立問題に揺れる「アンダルシアの日」


Ecomスペイン語講師Ana
¡Hola, gente! EcomのAnaです。
このブログで南スペインの文化についてよく話しているからご存じの方も多いと思いますが、私はアンダルシア州の州都、セビリアの出身です。
スペインには法律で定められた、50の県と17の自治州があります。それらはスペイン語でcomunidad autónomaと言います。
そして、本日2月28日は自治州である「アンダルシアの日」です。今日は、この日の風習について話したいと思います。
1980年の2月28日に行われた住民投票の結果、アンダルシアは自治州になりました。それから毎年、この日を記念日として祝い、アンダルシア特有の文化、歴史、生き方に触れます。
私が子供の頃、この日は学校の給食中でもアンダルシアの名物が出てきました。例えばオリーブオイルや砂糖を載せたサクサクのパン、トスターダなどです。
また色んなイベントや活動があって、アンダルシアの歴史がアンダルシア人の子供や若者に伝えられています。
今日はこの、アンダルシア州の旗を道でよく目にすることになります。

2月28日 スペイン・アンダルシアの日 アンダルシアの旗

これは1918年にアンダルシアの旗として公認されました。白と緑の色はアンダルシアの風景、純粋さと希望を表しています。真ん中にあるのは、ギリシア神話の英雄Hérculesヘラクレスと2匹のライオンです。
ギリシア神話の伝説によると、ヘラクレスはエウリュステウスに命じられ、12の苦難に挑みました。この苦難の中にはライオンを倒すことや、スペインに来て街を建設することなどがありました。Cádizカディスという、ヨーロッパの最も古い町はこれによって設立されました。
旗の紋章には “Dominator Hercules Fundator”というラテン語が書かれています。ヘラクレスの左右に建っている柱はジブラルタルGibraltar(イベリア半島の南東地方)の2つの山のシンボルです。(1つはヨーロッパ側、もう1つがアフリカ側にあります。)伝説によればヘラクレスは近道をするために山を真っ二つにして、そのためにアフリカとヨーロッパが別れたと言われています。スゴイ怪力ですね(笑)

2月28日 スペイン・アンダルシアの日 ジブラルタル海峡とヘラクレスの伝説

自治州の紋章の下部分には“Andalucía por sí, para España y para la Humanidad”と書いてあります。これは「自分に、スペインに、人間のためのアンダルシア」という意味です。
今日はこの紋章がどこにでも現れて貼ってありますが、それだけではなく、この地方の国歌も歌われています。Blas Infante(ブラス・インファンテ)というアンダルシア人の政治家、学者の人が作曲しています。彼は学問、政治、芸術など色々な分野に携わっていたので、「El padre la patria andaluza」(アンダルシアの父)の様に思われています。

Hasta otra,
Ana

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