EUはどうなるの?スペインと欧州議会選挙


Ecomスペイン語講師Ana

Ecomのアナです。¡Hola a todos! ¿Cómo están?

前回はサッカー・チャンピオンズリーグの話題でしたが、先週末には他にも大きなニュースがありました。
皆さんご存知かもしれないですが、5月25日にスペインで欧州議会の選挙がありました。欧州議会とは、EU(欧州連合)の28カ国によって作られる議会で、5年に1回選挙があります。
選挙は22日~25日の間にありましたが、スペインでは日曜日に選挙を行う習慣があるので、25日に開催しました。

 

スペインと欧州議会選挙

 

今回の選挙は、とても重要なイベントでした。なぜなら、スペインを含めた多くの国が経済危機となっているからです。EUとどのような関係を持つか、各国が難しい状況にいます。スペインでは今も多くの人が、経済や文化がまとまったヨーロッパを望んでいます。ですが一方で、これまでのやり方を疑っている人もかなりいます。なぜなら、EUにあるのは経済のつながりだけで、そこには友情など存在しないと思っているからです。そのような立場の人は、EUに所属する国はドイツが決めたルールに従っているだけだと考えています。

つまりこの選挙が大事な理由は、人々がEUに賛成か反対かを判断するためです。ですが、選挙に投票したのは半分以下の45%でした。

またもう1つのポイントは、政府による経済の政策がどう評価されているのかです。現在のスペインを率いるPopular Party(国民党)のラホイ首相は、この選挙をとても心配していました。ここで票を多く取れれば、自分たちに反対する野党もサポートしてくれるからです。しかし、選挙は政府にも反対派にも以外な結果でした。PPとPSOE (社会労働党)のどちらも、議席を大きく減らしてしまったからです。PPが24議席から16議席になり、PSOEは23議席から14議席になってしまいました。これはスペインが民主化した1977年以降、欧州議会選挙でワーストの結果でした。予想では、もう少し多くの議席を獲得できるはずでした。しかし人々は、どちらの党も同じように汚職や横領があり、経済危機に対して有効な政策を出せていないことに対して怒っていたのです。

また、5ヶ月前に作られたPodemos (We Can)という政党が、議席を5つ獲得したことはサプライズでした。この政党は、現在の政党に失望した人々の心をつかみました。

つまり現在、スペインでは2大政党のシステムが崩壊しかけています。

スペインでは今、誰もが選挙について話しています。今回は欧州議会の選挙でしたが、2年後のスペイン国内の選挙で、同じようなことがあるかもしれませんね。様子が落ち着いたら、またこの話題についてポストしたいと思います。

¡Hasta otro post!
Ana

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