世界一有名なスペイン絵画、「ラス・メニーナス」


Ecomスペイン語講師Ana¡Hola, amigos y amigas! EcomのAnaです!

皆さん、今週はどんな感じでお過ごしですか?私はと言うと、最近少し肌寒くなってきて、太陽が出てきてくれないかなぁ~なんて感じているところです(笑)それ以外は、とてもいい感じで過ごしています。

今日は、Las Meninas(『女官たち』)という、とても有名な絵画のお話をしようと思います。この絵は、ディエゴ・ベラスケス(Diego Velázquez)という画家の作品で、スペイン絵画の中でも最も重要なものの一つです。las meninas

1656年に完成したこの油絵は、世界中の芸術批評家たちから、最もよく取り上げられ、また分析される作品の一つです。フェリペ4世の家族を描いており、ディエゴ・ベラスケスの代表的な名画とされています。
この絵の中央に描かれているのは、幼いオーストリアの王女マルガリータで、前景にクローズアップされた彼女を、その召使いたち、つまり、“meninas”(女官たち)が取り囲んでいる様子が描かれています。幼い王女の左側には、大きなキャンバス、そしてそのキャンバスに向かうベラスケス本人が見えます。ベラスケスは、自分の作品の中に、自分自身を描いているということです。奥の方には、その部屋にある、ベラスケスが製作中の別の絵画が見えます。そこに描かれているのは、他でもないオーストリア国王のフェリペ4世と、王妃マルガリータです。

興味深いのでちょっとお話ししますが、1743年にマドリード宮殿を焼失させた火事の時、この絵画と他の多くの宝石を、急いでそこから運び出さなければならなくなりました。この『ラス・メニーナス』は無事運び出されましたが、この火事が原因で、幼い王女の左頬の部分が劣化してしまいますが、幸い、王室画家Juan García de Mirandaの手によって、その同じ時代に、きれいに修復されます。
この絵は、オリエント宮殿の財産目録に再び登場し、その後、プラド美術館に移されました。
スペイン市民戦争の間、この絵を含む多くの絵画作品は、Jacques Jaujard のチームによって、Ginebraに移されました。戦争などの蛮行によってこのように貴重な財産が国から遠ざけられてしまうのは非常にもったいないですね。
1984年、ある大きな論争の中で、ニューヨークのメトロポリタン美術館の専門家、John Brealyの指揮のもと、再びこの絵は修復されます。事前に、ハーバード大学の協力で、徹底的な調査がなされました。修復は、黄色く変色し、色の効果を狂わせてしまっていた、表面のニスを取り除くことだけに留められました。この絵の現在の状態は、例外的であると言えるでしょう。その大きなサイズと、古さを考えると、特にそう言えます。

是非マドリードにあるプラド美術館に行って、この作品を鑑賞してみてください。

Saludos,
Ana

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