スペイン語の名文、諺『贖罪の服を着せる』


Ecomスペイン語講師Ana

¡Hola a todos! EcomのAnaです!

今日は、皆さんの知識にちょっとプラスしてもらえたらいいな、と思うスペイン語の表現を紹介しようと思います;)
スペイン語には今まで紹介したような面白い表現がたくさんありますが、今日私が選んだのは、こちらになります。

 

第24回
“Colgarle a alguien el sambenito”
「~に贖罪の服を着せる」

 

スペイン語の名文、諺 “Colgarle a alguien el sambenito” 「~に贖罪の服を着せる」

 

 

この表現はどんな時に使うんでしょうか?いつも通り、まずはこの言葉が使われる例を出しますね。
クラスメイトの一人が、何か見つかってしまいます。テストでカンニングをしてしまったようです!もちろん、先生はその生徒を叱ります。そしてそれ以降、先生はその生徒がまたカンニングをしないかチェックするでしょう。しかもクラス全員の前で、その生徒に「もう二度とそんなことはしないように」と注意するでしょう。彼はカンニングをしたから、仕方ありませんね。
ただ、彼がカンニングをしたのはこの時の一回だけです。それ以前は、他の生徒と同じようにきちんと勉強していました。カンニングしてしまった後も、そうしています。

彼は先生に対して不満気に「確かに僕は、あの時一度悪いことをしたよ。でも、それからはずっとまじめに勉強してるんだ。なのに先生は、僕がテストを受ける度にカンニングをしてると思ってる。カンニングをする生徒っていう“sambenito”(贖罪服)を着せているんだ。」と言います。

誰かがあることについて非難される時、特にその人がやっていないことの場合、スペイン人はそれを“colgarle el sambenito”(「~に贖罪服を着せる」=「~にレッテルを貼る」)と言います。
“sambenito” とは、中世の時代に修道士たちが来ていた上着のことです。スペインで宗教の異端審問が行われていた時代、異端者たちは公の場で辱められるためにその上着を着せられ、教会によって、大勢の前でさらし者にされました。異端者たちの多くは、魔術を行ったという罪などで、不正に訴えられた人たちでした。

その時の表現が私たちの時代まで残り、現代では誰かが実際にはやっていないことについて非難される時に、その人に『“sambenito”を着せる』と言ってこの表現を使います。例えばこんな風に…。

アナ:ミゲル、あなた、全然勉強しないわね!
ミゲル:してるよ。毎日勉強してるさ!僕に怠け者っていう sambenitoを着せたのは誰だ!?

 

リンダ:ネレアのお父さん、泥棒して捕まったらしいわよ。
ルイス:そうらしいね。おかげで、彼の家族は近所で大変な目にあっているそうだよ。家族まで泥棒扱いさ!
リンダ:そんなのおかしいわ。罪を犯したのはお父さんであって、家族は何も悪いことしていないのに。父親のことで、その家族に泥棒のsambenitoを着せるのはよくないと思わない?

 

このように使う事が出来ます。
皆さんも、機会があれば是非使ってみてください!でも、このフレーズを使う機会はない方が良さそうですけどね…(笑)

¡Hasta otra!
Ana

今回の記事いかがでしたか?
Ecomスペイン語ネットではスペインや中南米の講師がマンツーマンで指導するオンラインレッスンもやっています。体験レッスンもあるので興味ある方はどうぞ。


無料で学習したい方はEcomサイトでスペイン語学習に役立つ動画が見放題。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。