歴史と共に激変するスペインのテレビ事情(後編)


Ecomスペイン語講師Ana

こんにちは、EcomのAnaです。今日は先週の続きで、スペインのテレビが時代とともにどのように変わってきたのかを書いてみました。(前編はコチラです。)

前回は、フランコの独裁政権によってテレビで流される映像が完全にコントロールされていたことをお話しましたね。

幸い、1975年にフランコが亡くなると、こうした時代は終了しました。(フランコがいなくなった後のスペインの民主主義への歴史は、以前このブログで書いたとおりです。)
テレビは検閲から解放され、国民が望んでいた“外の世界への窓”となりました。そうして、スペイン人はどんどんテレビを見るようになりました。私たちが子供の頃、一日にテレビを見る時間を両親が制限していたことを覚えています。そうでもしないと“caja tonta”(バカな箱:テレビはこう呼ばれていました)に引き込まれて、他の活動をしなくなると思われたのでしょうね。

 

歴史と共に激変するスペインのテレビ事情(後編)

 

こうして、スペインでテレビはたくさんの変化を遂げてきました。Televisión Española(スペインテレビ)は公共のテレビチャンネルで、スペインで一番古いチャンネルです。これは5つの大陸で見ることができて、オンラインでも見ることができます。ところが最近、大きなライバルが登場しています。それが、先日のラジオでパーソナリティが話していたインターネットです。その人によると、最近はテレビを見るのをやめて、インターネット放送を見るスペイン人がどんどん増えているそうです。
例えば私の新しい家には、とっても古いテレビが一台あります。私のルームメイトのカルメンのおばあちゃんが置いていってくれたものです。ただ、実はめったに使いません。ニュースも映画もテレビのドラマシリーズも、全部最近はノートパソコンで見てしまいます。
ちなみに今、スペインの若者たちの間にテレビドラマがかなり浸透しています。(私も含めて)彼らは暇な時間と言えば、アメリカやイギリスのフィクションドラマシリーズを見ています。それにインターネットは、限られたチャンネルから選ばないといけないテレビと違って、視聴者が好きなものを見ることができます。それもあってテレビからインターネットへ移行する人が増え、スペインでのテレビの消費は急激に減少しているというわけです。

日本でも、同じようなことが起こっているでしょうか?インターネットが、少しずつテレビに代わっていくんでしょうか…?皆さんはどう思いますか?
それでは、またブログでお会いしましょう!
Ana

今回の記事いかがでしたか?
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