アラブの子供たちが遊ぶ「お手玉」は、石を投げる!?

olfa

こんにちは、Ecom@アラビア語のOlfaです!
今日はまた、アラブの子供に人気のある遊びを紹介していきます。

今回の遊びは「لعبة الزقطة واللقطة(لعبة الصقله)」「ローベト・アッサクラー(ローベト・アッサクター・ワ・アッラクター)」です。このゲームの名前は少し難しいので(元々は石ではなく「 حصوات」という骨の部分を使った遊びでした)、子供にはよく「لعبة الحجارة」(「ローベト・エルハジャール」:「石ゲーム」)と呼ばれています。

この「石投げゲーム」は、5個くらいの石を素早いコンビネージョンで投げていく遊びで、技の種類が色々あります。日本の「お手玉」に少し似ていますね。

アラブの子供たちの遊び お手玉

★技の種類

أم الوحدة (「オム・エル・ウェヒダ」:「1の母」

全ての石(5個くらい)を床に置いて、1つの石を上に投げて、床にある1つの石を取ります。また、先ほど投げた最初の石も取ります。この2つの石の片方を床に戻します。この動きを、全ての石で行います。

أم الإثنتين(「オム・エル・イフネテイン」:「2の母」

「1の母」と同じような動きをしますが、こちらは1つの石が飛んでいる間に床に置いてある石を2つ取ります。そして合計3つになった石から、2つを床に戻していきます。

أم الثلاث(「オム・エル・フェレーファ」:「3の母」

動きは今までの2つと変わらないですが、もう1つ石の数が増えます。つまり、1つの石を投げる間に床から3つの石を取ります。ただ一度に4つの石を使ってしまうので、2回目の動きは「オム・エル・ウェヒダ」と同じになります。

أم الجبكبك(「オム・エッジェベケベク」:「全ての母」
1つの石を投げた後、残りの4つの石を全て手に入れてから、落ちてくる石を取ります。

أم الجرخ(オム・エッジェラック)
まず親指と人指指を立てて、手で橋の形を作ります。そして、その上に全ての石を軽く投げていきます。
周りの人が” أين أبوكم “(「エイナ・アブコム?」:「お父さんはどこですか?」)と言って、1つの石を選びます。
そしたら選ばれた石で「オム・エル・ウェヒダ」をしながら、床にある石を1つずつ手で作った橋の下を通します。最後に、選ばれた石を通します。

以上が基本の動きですが、言葉だけだとわかりにくいと思うので、こちらの動画をぜひ見てください!

ごらんのように、手の甲や指を使うなど、色々なバリエーションがあります^^

今までアラブの子供たちが遊ぶ「かくれんぼ」「ケイドロ」「お手玉」を紹介しましたが、どれが一番楽しそうでしたか?

そういえば、日本人がよくやる「ジャンケン」は、アラビア語で何というか知っていますか?アラビア語ではحجر- ورق- مقص(ハジャル・ワラク・ミカス:石・紙・鋏)と言います!アラブ人とジャンケンをする時は、ぜひこのフレーズを使ってみてくださいね^^

日本にの子供にはどういう遊びが人気ですか?皆さんが子供の頃は、どういう遊びをしていましたか?ぜひ教えてください!

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です