アラブへ旅行するなら絶対オススメのスポット「スーク」とは?(前編)

olfa

こんにちは、Ecomアラビア語のオルファです!
ケーファ・ハールクム?(お元気ですか?)
今回は、アラブ人の日常生活にとても重要な文化についてお話したいと思います。それは、「エッスーク」(السوق)というアラブ世界の商店街です!

 

アラブ世界の商店街 スーク
こちらはエジプト(مصر)のエル=アッターレーン(سوق العطارين)というスークです。

 

スークには建物内の商店街建物外の市場テントの集まった市場屋根のあるマーケット屋根のないマーケット…など、いくつかの種類があります。売り物も野菜、お肉、スパイス、洋服など色々あります。アラブ人は皆、週に何回もスークに行って、日常で使う商品を買っていきます

伝統的なスークのことを、「スーク・タクリーディー」(سوق تقليدي)と言います。
ここには1階建てのスーク専用の建物があり、通路に色々なお店が並んでいます。
お店の形やサイズはほとんど一緒ですが、何が売られているかは店員さん次第です。このスークはフリーマーケットではないので、位置や売り物などは全て決まっています。朝や昼過ぎを中心に、大勢の人が来ます

 

アラブ世界の商店街 スーク
こちらは、シリア(سوريا)のアレッポ(حلب)という街のスークです。

ちなみに、金曜日に買物をする時は注意してください。イスラム教の人たちはお店を離れて、お祈りをするからです!金曜日の12時くらいにスークへ行っても、「えー、どこにも店員さんがいないよ!」となります。それは近くのモスクやお祈り室に行っているので、戻るまでもう少し(30分くらい?)待ってくださいね。(因みに皆さん、アラブ半島では地下鉄、メトロも金曜日の祈り時間にしまっちゃうので、ご注意くださいね!)^^
お祈りへ行く時でも、お店を閉めちゃう人はほとんどいません。なぜなら、お客さんにさみしく感じさせないためです。また観光者の場合には、商品を買わなくても見物をしたり、写真を撮ったりしますよね。なので、見るだけのお客さんも楽しめるようにお店を開きっぱなしにして行きます。
すぐに帰るから、閉めるのが面倒だと考えている店員さんもいるだろうけどね(笑)

また、金曜日だけ開かれる特別なスーク、「スーク・エッジュムハ」(سوق الجمعة)もあります。これはスークの形も、普通とは少し変わってきます。写真でわかるように、お店以外に道端でも商品を売っています。

 

アラブ世界の商店街 スーク
こちらは、イエメン(اليَمَن)のサナア市(صنعاء)で行われるスークです。

 

スークの通路は、街の風景とは雰囲気がずいぶん違って、また素敵な所です。地元の人のように何か買っても良いし、写真を撮るだけでも楽しめると思いますよ。

とにかく、アラブに行ったらスークを見ることを強くオススメします!

 

アラブ世界の商店街 スーク
こちらはオルファの両親の出身地、チュニジアتونسのスークです!

 

 

★おまけ:スークの人気商品ランキング

 

第1位:
→アラブ風の衣装、地域によるクーフィーヤも含みます。

 

第2位:宝石、指輪
→アラブ人は宝石や金銀が大好きです。

 

第3位:お皿、花瓶
→よく割ってしまうからでしょうか?(笑)

 

第4位:バブーシュ
→旅行中もぜひ、バブーシュを履いて歩いてみては?

 

第5位:香、スパイス
→こちらも、アラブ世界では定番です。

 

第5位:カーペット
→お祈りにも使われていますからね。

 

どれも、お土産にピッタリな商品ですね^^

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