イースターの日曜日の教会ミサでの笑い話「das Osterlachen」

Guten Tag! Wie geht es Ihnen? Ecomのユリアです。
やっとイースター(復活祭)になりました! キリスト教圏にいる日本人の方は、色つけの茹で卵をもう準備しましたか?私も家族のためにイースターチョコや小さいプレセントを準備しているのも忙しくなりました。キリスト教を信じている人達にとっては、X’masと並んで、復活祭は一番大事な祭日のため、必ず復活祭ミサに通います。


普通の日曜日の教会は9時ぐらいのスタートですが、イースターの復活祭ミサの場合、とても早くて、朝がまだ暗い時から始まります。春だと、朝5時ぐらいに始まります。暗い夜の時間は死のシンボルで、日の出はイエス復活のシンボルとなっています。
ところで復活祭ミサには、1つ面白いことがあります。それが今回紹介する「das Osterlachen」です。

「Ostern」は復活祭(イースター)
「das Lachen」は「笑い」という意味で、
その2つを掛け合わせて、
「das Osterlachen」は「イースターの笑い」という意味になります。

ですが、その笑いは復活祭ミサに対して、どんな関係があるのでしょうか?

復活祭ミサの目的は、牧師さんが大衆を笑わせることです。なぜ笑わせる必要があるかと言いますと、イースターの前日は、イエスが亡くなられた忌中の期間です。その苦しみの翌日には、皆の気分が晴れるよう、面白い復活祭ミサをしようと心がけてています。このため、牧師さんは冗談を言ったり、面白い出来事について話したりします。

ですが残念なことに、現在はその笑い話を取り入れる習慣が少なくなってきています。特にプロテスタント教会には「das Osterlachen」(イースターの笑い)への批判が結構あり、カトリック教会のみでこうした「das Osterlachen」(復活祭の笑い)は行われています。また、今では、イースターより、謝肉祭のミサの時に笑い話がよくなされます。

ミサと聞くと、日本人にとっては緊張したり、厳しいイメージがあると思います。でも、そんなミサで、牧師さんが面白い話をするのはとてもいいと思います。みんなさん、こちらの習慣についてどう思いますか。
日本だとお寺の和尚さんが、イベントに面白い話をする感じなのでしょうか?

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