クリスマスに必見「ドイツ風シンデレラ」とは?

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EcomのJuliaです。Guten Tag!
クリスマスの4週間前は、ドイツ語で「Adventszeit」(待降節)と言われています。「Adventszeit」の時にはドイツの家族で色々な習慣があって、特にアドベントの日曜日にはキャンドルを飾ってクリスマススイーツを食べて、ゆっくりした時間を過ごします。

その習慣の中には、テレビ番組も含まれています。暗くて寒かった昔の冬には、家族がお互いに物語りを語る習慣がありました。その名残で、この時期はテレビでよく物語りの映画が放送されています。

その中で一番人気なのが、1974年から毎年アドベントの時期に上映されている「3 Nüsse für Aschenbrödel」(シンデレラのための3つのヘーゼルナッツ)です。(動画を見たい方はこちらをどうぞ!)

 

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こちらの映画は1973年に旧チェコスロヴァキア社会主義共和国と旧ドイツ民主共和国の協同で制作された映画です。完成した年から、チェコ・ノルウェー・スイス・東西ドイツで毎年流れています。
こちらの映画の内容は、簡単に言えばディズニー映画の「シンデレラ」です。

「Aschenbrödel」という子が義母や異父妹たちと一緒に住んでいて、その家族でいじめられています。ある時、その国の王子が奥さんを募集しています。「Aschenbrödel」は王子のパーティーに行こうとするのですが、シンデレラと違ってフェアリーが出てくるわけではありません。

かわりに「Aschenbrödel」では、魔法が秘められたナッツが3つあります。彼女はその力を使って、王子との愛を育んでいきます。

ちなみにこの映画は、ドレスデンの近くにある「Schloss Moritzburg」というお城で撮影されています。そのため、観光者にはとても人気です。例えばお城の階段は「Aschenbrödel」が靴をなくしてしまうシーンで有名なため、そこには靴の彫刻が飾られています。

 

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「3 Nüsse für Aschenbrödel」の主人公はとても美人で、ドイツ人皆に好まれています。他には映画で使われている音楽も有名で、とても懐かしい感じがします。

アドベントの時に暖かいお茶やホットワインを飲みながらこちらの物語を見ると、とても楽しい時間を過ごせますよ♪

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