ソルブの収穫祭の習慣。ドイツシュプレーの森より。

staff02皆さん、Guten Tag! Juliaです。
今日のネタはもうこのブログでおなじみドイツのソルブ人関連です。

ソルブ人の住む地域であり、東ドイツの人気がある旅行場所「Spreewald(シュプレーヴァルト:シュプレーの森)(ベルリンから南東へ約100キロほどの場所)」には、昔からの自然と共存したとても美しい風景が残っています。
(是非「Spreewald」でGoogle画像検索をしてみてください!驚くと思います)

シュプレーの森には、数々の伝統が残り、沢山の興味深いお祭りがあります。
今日紹介したいのは、そのシュプレーの森(Spreewald)にある古い伝統的なお祝い、ソルブの「das Erntedankfest」(収穫感謝祭)です。日本だと、収穫感謝祭と言えば各地方にあると思いますが、外国のものでは、アメリカの感謝祭(11月)が有名ですね。ターキーを食べるやつですね。ヨーロッパの場合、普通「Erntedankfest」(収穫感謝祭)は、市場で小さい店で食べ物とお酒を売っていて、皆で踊ったりします。ですが、ソルブ人はこんな簡単な収穫感謝祭のお祝いで終わりません。
今日使っている写真はwww.spreewald.de /http://www.spreewald.de/en/という観光ウェブサイトからいただきました。様々の綺麗な写真があるので、是非こちらのウェブサイトを見てくださいね。

では、ソルブの収穫感謝祭の習慣を見てみましょう。大きく3つあります。

*これら伝統は現在の社会には動物保護に対して、議論の余地がありますが、昔から続いているものなので、ドイツの風習として紹介したいと思います。

「das Hahnrupfen」雄鶏の毛むしり。

hahnrupfen(c)PeterBecker
屠畜された雄鶏を矩形の門にかけます。
馬にまたがって乗る若者たちが、頭や翼はゆるくされている鶏の頭か翼を取ろうとします。鶏の頭が取れた男性は、勝者として「Froschkarren」の試合で勝った女性と舞踊が出来ます。

「das Hahnschlagen」雄鶏の叩き

hahnrupfenクPeterBecker
「das Hahnschlagen」は、生きている雄鶏を地面に掘った穴の中に入れて、その上に木蓋をつけて、その上に植木鉢乗せます。
参加する若者の男性は目を布で結んでいて、何も見えなくて植木鉢を探して、見つかったら手や棒で叩き壊します。 そうすると、雄鶏が自由の身となるので、音を頼りにその鳥をつかまえます。
こちらの入選者も「Froschkarren」の試合で勝った女性と舞い踊りが出来ます。

「der Froschkarren」 カエルのカート
「der Froschkarren」遊びは、若者の女性たちはカートレーズをしています。
ですが、ただのレーズではなく、カートのハンドルにカエルとの動物を乗せます。
置いてあるカエルはカートをのっていて、女性たちと一緒にゴールに着かないといけないです。
どうしてカエルが使われているか調べてみましたが、特に理由を見つからなかったです。 ですが、「Spreewald」との場所は川が多くて、とてもぬれている環境です。そのような環境にはカエルが多いために、使われているのかなと思います。

ちなみに このカエルのカートで勝った女性は、「①das Hahnrupfen」と「②das Hahnschlagen」を勝った男性と舞い踊りをします。

こちらの習慣は秋にあるので、もし、ベルリンに行ったら、是非ソルブの町、シュプレーヴァルト(Spreewald)にも行ってみてください。南東100キロなので、日帰りは、少し厳しいかもしれないですが、1泊旅行で可能です。
とても興味深い文化を経験が出来て、ドイツ人にとってもとても楽しい場所なんですよ。

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