ドイツのことわざ:太い伯父さん

 

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EcomのJuliaです。Wie geht es Ihnen? 今日はドイツ語の面白い言葉を紹介したいと思います。

 

第29回

“Dicke Onkel”

(太い伯父さん)

 

ドイツのことわざ:太い伯父さん

今回はちょっと想像しにくいフレーズで、「der dicke Onkel」です。「Der Onkel」は伯父さんで、「dick」は太いという意味です。「太い伯父さん」と聞くと、ちょっとお腹が丸くて年を取った男性が頭に浮かんできますね。実は「der dicke Onkel」は体の部分を表す言葉なんです。

 

「der Onkel」の発音はフランス語の「ongle」と似ています。フランス語の「ongle」は「Zehennagel=足指の爪」という意味です。これと同じく、「der Onkel」はそのまま伯父さんという意味ではなく、「足指の爪」として使われています。
では、自分の足の中で、どの指が「dick」(太い)でしょうか?そうです、親指ですね。

 

「der dicke Onkel」は特に、親指を怪我した時に使えます。例えば重い箱を落として自分の親指に当たると「Aua! Das war mein dicker Onkel!」(痛い!私の親指に当たった!)と言うことができます。他には靴を買う時、親指が大きすぎて履けなかったら「Och Mensch, mein dicker Onkel ist zu dick!」(もう!太い伯父さんは太すぎる!)なんて言ってもよいかもしれません。

個人的には「太い伯父さん」よりも小指の方がよくぶつけて痛い思いをするような気がします。コチラの呼び方はまだないですが、私は勝手に「小さい孫」と名づけていますよ(笑)

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