ドイツのパーティーでよく行われるプレセント習慣Wichteln(ヴィヒテルン)

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みんなさん、Guten Tag! Wie geht es Ihnen?12月に入って、クリスマスシーズンももう半ばですね。
クリスマスというと、プレセントの季節です。ドイツでは、12月6日にはNikolaus(ニコラス)の日があって、24日にはクリスマスイブで、短い間にはたくさんのプレセントが手に入りますね。 その二日のイベント以外、他にもドイツでは12月にプレセントの習慣があります。


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それは「das Wichteln」です。「der Wichtel」(ヴィヒテル)とは、ドイツの物語の中によく出てくる、小人のような伝説の生き物です。「der Wichtel」(ヴィヒテル)は地縛霊で、家事などで、その家を手伝ったりします。
例えば、寝る前に家が汚くて、起きたら家が掃除されたときに、それは「Wichtel(小人)」のおかげです(私の家にもWichtelたちを来てほしいですが)。

その「Wichtel」たち小人は、たまに小さいプレセントを置きます。プレセントはどこから来たのか分からなくても、プレセントをもらうのはとてもうれしいことですね。なので、学校や会社のクリスマスパーティなどに、よく「Wichtel」の人々のように、さりげなくプレセントを渡します。よくあるパターンが、プレセントを買って、そのプレセントを包んで、一か所にまとめます。そして、パーティーの参加している人に順々にわたします。もちろん、そのプレセントはだれからきたか、名前は書いていなくて、だれからもらったかわかりません。

このようなプレセントの渡し方は「wichteln」(ヴィヒテルをする) とドイツでは呼ばれています。

一般的に「Wichteln」は二つの種類があります。
①プレセントの値段が決めてから、みんなはその値段に合わせて、プレセントをかいます。誰のためのプレセントがわからなくて、ちょっと買いにくいですが、プレセントを受ける方は何をもらうかも想像できなくて、楽しいです。
ちなみに、その時にはよくキャンドルやボディーシャンプーが定番でよく出ますけどね(笑)。
②プレセントの値段を決めてから、ロトで誰のためのプレセントになるかを決めます。
ここで重要なのは、誰からプレセントをもらうのかばれないように秘密にすることです。この場合、購入者は、①の場合と違って、もうちょっとその相手に合わせたプレセントを選ぶことができます。
クリスマスプレセントはよく友達同士の中で、よくしている人からプレセントをもらっているので、違う人からもらうのもとても楽しみだと思います。

こちらの「wichteln」は匿名のプレセントをもらっているので、普通のプレセントより楽しみができると思います。
もちろん失敗のプレセントも多くありますが、それも「wichteln」の楽しいところです。 「wichteln」はきちんとしたプレセントよりも、遊びと考えているので、だいたい少ない金閣(5ユーロから10ユーロ(600円から1200円))の商品で行われます。
クリスマスにもよくありますが、年末では、パーティーなどのイベントにもよくありますので、今回の忘年会には、ドイツ式「wichteln」(匿名プレゼント会)をしてみませんか?

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