ドイツの名文、諺『善いことはない、するしかない』

Julia Ecom(イーコム)こんにちは。Ecomのユリアです。今日は私の故郷であるドレスデン出身のErich Kästner(エーリッヒ・ケストナー)という作家の名文を紹介します。
それは「Moral」(道徳)というタイトルの、短いポエムの中にあるフレーズです。

第37回

 「Es gibt nichts Gutes außer: Man tut es.」

(善いことはない、するしかない)

KaestnerErich

 

☆意味☆

Erich Kästnerの著作は全部、市民としての勇気をテーマにしています。そのためこちらの名文も、人間としての生き方を表現しています。「Es gibt nichts Gutes außer: Man tut es.」を翻訳すると「世界に良いことはない。良いことは自分で作らないと。」となります。あなたが他の人を助けないと、誰もその人を助けないし、あなたのことも助けません。人生はその人の行いで変わるという意味も含まれています。
例えば外に出かけた時に困っているおばあちゃんを見て「あ、かわいそう、だれか一緒に付いて行ってあげればいいのに」という温かい気持ちがあっても、考えだけではダメです。実際に行動に移して、その困っているおばあちゃんを助けた方がずっと良いことですね。これが「Es gibt nichts Gutes außer: Man tut es.」ということです。
ドイツ人はこのような市民としての意識は強いと思います。でも最近は少しさびしい社会で、こういう人がいても助けない人がどんどん増えてきています。そのため、日本人だけじゃなくてドイツ人もErich Kästnerの名文を思い出してほしいなと思います。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2 thoughts on “ドイツの名文、諺『善いことはない、するしかない』”