ドイツの子供に定番のゲーム”Stadt Land Fluss”(町-国-川)

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みんなさん、こんにちは!Ecomのユリアです。
今日はドイツ人の子供がよくする、頭を使うゲームを紹介したいと思います。このゲームをすると、地理と単語の勉強ができるので教育にもオススメです。大人になっても、時々やりますよ。
このゲームは「Stadt Land Fluss」(町-国-川)という名前ですが、どうしてそうなったのか、遊び方を見たらわかると思います。

じゃ、遊びましょう!

 

◆必要なもの
・紙(1人1枚)
・ペン(色鉛筆でもOK)
・2人以上のメンバー

 

◆遊び方
まずは、用意した紙に表の形を書きます。項目が8つの部分にわかれるようにしましょう。5本以上の線を引けば良いと思います。
出来た表に、写真のようなタイトルをつけましょう。(スペース・町・国・川・名前・植物・職業・動物・他・ポイント)

 

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ここまで見たらわかるように、表の最初のタイトルがStadt(町)Land(国)Fluss(川)になっているので、ゲームの名前も同じになりました。そんなに面白くない理由ですね(笑)
さて、このゲームの目的は表に書いてあるアルファベットから始まる言葉を見つけることです。例えばアルファベットが「A」の場合、全部「A」で始まる単語を探します。「A」で始まる「町」はオランダの「Amsterdam」やドイツの「Aachen」などがあります。「A」で始まる「国」は「Argentinien」あるいは「Amerika」などがありますね。こうやって「A」の単語を考えながら、表を書きます。最初に全部出来た人は「Stop!」と言って、まだ考え中の人も書くのをやめます。

さて、ゲームが終わったら点数を数えます。
最初に終わった人は25ポイントのボーナスをもらいます。その後、他のメンバーと言葉を比べます。最初に出来た人から、自分の書いた言葉を言います。「Meine Stadt ist…Amsterdam」(私の町はAmsterdam)という感じです。そして他の人も、自分が選んだ町を言います。その時、みんなが書いた町の名前が異なっている場合、ボーナスをもらいます。5人のメンバーで5つの町を見つけたら、5ポイントです。
時々難しい字の時は単語が見つけにくくなり、一人だけ言葉を見つける場合もあります。その場合は10ポイントのボーナスです。そうやって計算をして、最後にポイントがいくらになるか書きます。それが終わったら、新しい字で新しいラウンドを始めます。

 

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ちなみに、字を決めるルールもあります。最初に誰かが「A」と言ったら、次の人は頭の中で声を出さないで、アルファベットを数えます。そして左の人が適当なタイミングで「Stopp!」と言います。そして「Stopp」と言われた時に考えていた字が次にきます。そういう風にして、どんどん字を決めていきます。

このゲームは終わりがないので、ゲームを始める前に字をどれぐらいにするか決めた方がいいです。例えば10個で終わりと決めて、ラウンドの数も決めます。全てのラウンドが終わったらポイントを計算して、一番高い点数の人が勝ちです。

「Stadt Land Fluss」に勝つため、子供はゲームの前にたくさんの町や川の名前を覚えます。たまに全く聞いたことがない単語が出てくるので、その時は「本当にこの町があるの?」と考えます。信じられない時は、よく世界の地図を確認しました。なので、とても良い勉強になりますよ。
ちなみに職業を書く時、何にでも「-macher」(~を創る人)を付ける人もいます。「C」の時は「Computermacher」(パソコンを作る人)など、変な職業になります。それを書いても大丈夫かわかりませんが、私はこういう詐欺行為をしていましたね(笑)

このゲームは、ドイツ語の良い練習にもなると思います!みなさん、いかがですか?

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