ドイツの面白い言葉:Kummerspeck(憂鬱のベーコン)

 

Julia Ecom(イーコム)

みなさん、お元気ですか?Ecomのユリアです。今日は、ドイツ語の面白い言葉紹介の4回目になります。

 

今回の言葉は「der Kummerspeck」です。「Kummer」は「憂慮」、「Speck」は「ベーコン」のことです。「der Kummerspeck」は「悩んでいるベーコン」のこと、あるいは「食べると寂しくなるベーコン」のことではないですよ。
「der Kummerspeck」(憂慮のベーコン)は、特に女性の多くが経験したことのある現象を表した言葉です。

 

ドイツの面白い言葉:「der Kummerspeck」(憂鬱のベーコン)
カップルが別れる時、愛している人がもう自分のことを好きじゃない時に、女性は憂鬱な気持ちになってストレスで沢山食べてしまう傾向があります(男性でもいます。食べるだけでなくお酒も飲みます。)。泣きながら沢山のアイスクリームやチョコを食べている女性は、アメリカのTVドラマなどで見たことがあると思います。想像しやすいですよね。普段はあまり食べない女性でも、憂慮な時の食事は油や砂糖が多い食べ物ばかりでとてもアンヘルシーなので、すぐに太ってしまいます。
その時についた肉は「der Kummerspeck」(憂慮のベーコン、憂慮太り)と言われています。
彼氏と別れると、多くの女性はそれを言い訳にして、よく「Kummerspeck」を体につけてしまいます。
このような言葉は英語でも日本語でも聞いたことがありませんので、ドイツ語独特の言葉の一つなのではないかと思います。みなさんは「Kummerspeck」の経験はありますか?

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