ドイツの面白い言葉: Schnitte(サンドイッチ)

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こんにちは、EcomのJuliaです。
今までのブログにもよく書いていますが、ドイツ人はジャガイモとパンをよく食べます。そのため自然と、そういう言葉使いが生まれてきます。今日紹介したいドイツの面白い言葉は、「die Schnitte」です。
「Die Schnitte」は、2枚のスライスパンの中にバター、チーズなどが入った食べ物です。サンドイッチと近いですね。ただ、この言葉はその食べ物以外に別の使い方があります!

 

ドイツの面白い言葉: Schnitte(サンドイッチ)
「die Schnitte」はどこにでもあるから、つまらない人の呼び方でしょうか?それとも「Schnitte」には色んなバリエーションがあるから、それを表すシノニムでしょうか?実は、どっちでもありません。
「Die Schnitte」は俗語の話し言葉で、アトラクティブな女性の呼び方です!でも、パンをイメージしても全然わからないですよね。あまりにもインパクトがありません。どうしてドイツ人の男性は、元気な女性を「die Schnitte」と呼ぶのでしょうか?それは、「die Schnitte」がとても美味しそうだからです!
ドイツでは朝ごはんも昼ごはんも、ばんご飯でもただの「die Schnitte」(サンド)を食べる人が多いです。だから、お店などでパンを見るとすぐに欲しくなります。それと同じで、綺麗な女性は、美味しそうで魅力的なので欲しくなります。そういう考え方で「Die Schnitte」は、アトラクティブな女性の意味になりました。
ちなみに、「Schnitte」(サンド)の代わりに「Sahneschnitte」(クリームパン)と言うこともあります。「Schnitte」と同じ意味ですが「Sahneschnitte」(クリームパン、ケーキ)の方が美味しそうで、もっとキュートなイメージが入っています。
直接女性に対して「Schnitte」と呼ばない方がいいですが、男性の中で女性について話をする時に「Die Schnitte」と言います。「Ich habe gestern eine tolle Schnitte kennengelernt」(昨日素晴らしいサンドと知り合いになった!)という風に友達と話します。「Hey, Schnitte!」(おい、サンドちゃん!)と直接女性に呼びかける男性もいますが、マッチョな感じがするのであまりオススメしません。
ちなみに「Schnitte」以外に、「Kirsche」(さくらんぼ)も昔はよく使われたそうです。現在の若い男性は、そちらはあまり使いませんね。

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