ドイツ語で、Einen Bart haben (髭がある)の裏の意味とは?

 

みんなさん、guten Tag! Wie geht es Ihnen?イーコムのJuliaです。今日はドイツ語のネーティブがよく使うフレーズを紹介したいと思います。 とても簡単なので、だれでも使えると思いますよ。
今日の慣用句は「einen Bart haben」です。

直訳: 髭がある
意味: 冗談が古くて、もう面白くない、みんなもう知っている冗談

「Der Bart」は「髭」で、「haben」は「持つ」や「ある」との意味をします。「einen Bart haben」は「髭がある」の意味です。もちろん、本当に髭がある男性には、こちらの言い方をそのまま使えますが、
“ひげがある”には、他の意味もありますよ。

冗談話やジョークの時に、こちらは慣用句の意味を持ちます。冗談や話にたいして、「ひげがある」を使った場合、その冗談は、もう面白くない、古いもの、みんなもう知っている内容だとの意味です。

ですが、どうしてそのジョークは髭を持って伸ばしているのでしょうか?そもそもこの慣用句は、20世紀半ばからできた慣用句です。
二十世紀頭、ドイツでは、髭はファッションでしたが、途中で流行り廃りになって、まだ総髭がある男性は「もう古いファッション」として旧式だと思われました。

そのためには、皮肉が入って、冗談として「Du hast so einen schönen Bart」とよく使いました。そのため、古い冗談には「ひげがある」ということになりました。冗談が古いためには、もう面白くない、みんながわかるものだとの意味をします。
こちらの例文を見ましょう:

A: Kennst du schon den Witz über den DDR-Fleischerladen?
(https://ja.myecom.net/german/blog/2016/054289/)
(ね、東ドイツの肉屋さんの冗談もう知っている?)
B: Ach, der Witz hat doch schon einen Bart! Erzähl mal lieber was neues.
(もう!その冗談はひげがありますよ!(もう古くて、面白くないよ!)。 新しい話をしてね)

こちらの会話には、Aさんはもうつまらない話や冗談を言おうとして、友達はそれが「もういいや、つまらないよ」と言いたかったので、「Der Witz hat einen Bart」を使いました。

こちらの慣用句は、文法的はとても簡単で、知っていればすぐに使えるフレーズなので、ぜひ機会があれば使ってみてください。

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