ハロウィンに負けそうな10月31日のドイツの祝日

staff02みんなさん、こんにちは。 Wie geht es Ihnen?
EcomのJuliaです。
10月31日は、日本でも有名になってきたハロウィンの日だと世界中で思われていますが、その同じ日が、実はドイツの大事な祝日の日だと知っていましたか?
ドイツにきて、10月31日がお休みでも、ハロウィンとは違いますよ。
10月31日は、ドイツ新連邦州では「der Reformationstag」(宗教改革記念日)の日の祝日です。
1517年の諸聖人の日(11月1日)の前日、10月31日に、Martin Luther(マルティンルター)が「95ヶ条の論題」を教会の扉に提示し、宗教改革という転換をもたらした。
そのときから「Evangelische Kirche」(プロテスタント教会)が作られました。
キリスト教の歴史の中には、とても大事なお祝いの日ですが、Halloweenという強力なお祝い日があるため、段々と宗教改革記念日が忘れられてきました。
そのため、ハロウィンに対抗するため、「Evangelische Kirche」(プロテスタント教会)は「Luther Bonbons」(ルターの飴)を発案しました。

luther_apfel_500g
http://www.glaubenssachen.de/themenbereiche/luther/lutherbonbons-500gr-apfel.html

そのあめのラッピングはルターの顔と宗教改革記念日の情報が書いてあります。
ドイツなどプロテスタント系の国のHalloweenの夜にキャンディー集まりのために来る子供たちに、普通のお菓子ではなく、実はどんな日であることを覚えさせるために「Lutherbonbon」を渡します。

こちらのBonbon(あめ)はスパーで見たことがありませんが、
「Evangelische Kirche」(http://www.glaubenssachen.de)のウェブサイトに売っています。 こちらのキャンディーはリンゴの味で、おいしそうですね。 ちなみに、あめだけではなく「Lutherkeks」(ルタークッキー)も売っています。

こちらの方法では、アメリカから来た習慣を使って、ドイツのキリスト教の歴史を覚えさせることはとてもいいと思います。
みんなさんはこちらのLutherbonbonについてどう思いますか?
是非、ハロウィンシーズンにドイツに来たら、ルター飴やルタークッキーを探してみてくださいね。

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