ユリアのここスゴ62回目:日本の高速道路がスゴイ

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こんにちは、Ecomのユリアです。今日の「ここスゴ」は、日本とドイツの高速道路について書いてみようと思います。ドイツでは今、高速道路についての議論が熱くなっています。

 

正直、日本の高速道路はちょっと高いです。これはきっと、山が多い地形を切り崩しているため開発費が高いせいでしょう。
ただ日本の方が、システムは優れていると感じます。日本人にとっては普通のことですが、高速道路を使いたい人はお金を払って乗って、そうでない人は使いませんね。

しかしドイツでは、高速道路が無料な代わりに全員が自動車税という税金を払っています。これだと、あまり高速道路を使わない人が損をしてしまいますね。

また、ドイツを中継地とした輸送などで通過される時に、税金を払っていない外国人も無料で高速道路を通れてしまいます。

例えばポーランド→ドイツ→オランダを通って輸送をする時、ドイツは高速道路をタダで使わせているのです。冷静に考えると、不公平なシステムですよね。

 

ドイツでは高速道路に入る時に機械がないので、チェックも特にされません。入口と出口もハッキリしていないので、普通の道路の延長線のような感覚です。

電車と同じで、使っている人は払う、使わない人は払わない方がシンプルでわかりやすいですよね。それに日本では、時間ではなく走った分だけ払います。しかも、普通車とトラックなどの車のサイズで料金が変わる点も、道路へのダメージという点でフェアーです。

 

ユリアのここスゴ62回目:日本の高速道路がスゴイ

 

そこでドイツは2016年の1月から、高速道路を日本と同様のルールに変えようとしています。最初は「タダで乗っている外国人にだけ金を払わせればいい」という声もありましたが、それは差別的ということで、自動車税が少なくなる代わりに全員が高速料金を払う方向へ変わりました。10日間で10ユーロなどのシール状のチケットを作って、ガソリンスタンドなどで販売するようです。

また、エンジンサイズなどに合わせて料金を変えるようで、ここにはドイツ人のエコな考え方がありますね。ただ、新しいルールには色んな意見があって、現在議論中です。

ちなみにドイツのアウトバーンでは120kmから170kmが平均くらいで、100kmだと遅いです。でも、意外と事故は少ないんですよ。ドイツ人は「速度を出す方が慣れているし、逆に気をつけるから事故を起こさない」と考えています。ドイツでは16歳からお酒を飲めるのですが、それと似ている考え方ですね。ただしドイツ人は罰金好きなので、車でも自転車でも事故を起こしたらすぐ罰金です。

 

ユリアのここスゴ62回目:日本の高速道路がスゴイ

 

日本の高速道路で他にスゴイと思うのはETCです。これは本当にスゴイですよ!クレジットで払えるので楽ちんですね。レンタカーを借りる時にも付いている場合が多くて助かります。
あとは、サービスエリアも大好きです!いつも、サービスエリアへ行くために高速道路に乗りたいと思うくらいです(笑)

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