今日は中国の大掃除の日!”扫尘日”の習慣とは

こんにちは!イーコム中国語ネットです。
この間紹介した、春节にしてはいけないことの中に掃除がありましたね。掃除をすると金銭運が出て行ってしまいます。
では、中国の人は年末のいつ頃に掃除をしているのでしょうか?それが、“扫尘”の習慣です。

中国の年末 大掃除 "扫尘日”の習慣とは“扫尘”は塵を掃くという意味です。中国では春节前の十二月二十四日(年二十四)が“扫尘日”ですが、二十三日から晦日までの間ならいつでも“扫尘日”と言うことができます。
例えば広東エリアでは十二月二十八日(年二十八)が主な“扫尘日”になります。広東語で韻を踏むために、日付が違っているのだと思います。

“扫尘日”には、皆で一緒に掃除をします。特にいつも掃除しない所をやりますね。私は毎年、台所の換気扇を掃除させられます。一年分の油汚れがゼリー層になっていて大変です。だから私は年二十八と言えば、ギトギトの油汚れが思い浮かびます…。それから物置の上やソファの後ろなども、掃除の定番ですね。“扫尘”の後には確かに家がスッキリします。新年の時には親戚や親の友達が家に訪ねてくることが特に多いから、掃除しておいた方が良いですね。

中国の年末 大掃除 "扫尘日”の習慣とは“腊月二十四,掸尘扫房子”(農暦の十二月二十四日に家を掃除する)は、紀元前240年に書かれた《吕氏春秋》という書物にも載っています!春节はもちろん、それに関係する習慣にも長い歴史があります。昔の人も今の人も、新年の前に家を綺麗に掃除して春节を楽しむことは変わりません。現代の家は凄く狭いですけどね(笑)
ではまた!

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