冬にドイツの地方で飲まれている、温かいビールスープ(Biersuppe)

Guten Tag ihr Lieben! お元気ですか? Ecomのユリアです。
ドイツ人は寒いときに、ホットワイン(Glühwein) やプンシュ orポンチ(Punsch)をよく飲んでいます。
ですが、ホットビールを飲む地方もあると知っていますか? 温かいビールは風邪にはよいらしいですが、あまりおいしくないですね。そのため、他のスパイスなどを使って、おいしい暖かいビールの組み合わせがあります。それは「die Biersuppe」です。

「Die Biersuppe」は、ドイツニーダーザクセン州にあるオルデンブルク(Oldenburger Land)の名物料理です。
現地では、Heet und Söt/Heiß und Süß (暑くて、温かい)と呼ばれています。

では、どんな料理かレシピを見てみましょう。
〇レシピ
0.75リットル ビール少々
0.25リトル 牛乳
(ビールと牛乳を3:1くらいで)
1個 卵の黄身
1少し ショウガ
1小匙 小麦粉
1少し 塩
1少し シナモン
1少し 砂糖

〇作り方
牛乳と、シナモンとショウガを混ぜ温めます。
小麦粉を入れて、黄身と合わせて溶かします。
塩と砂糖で味をつけます。
最後にビールを加えて、よく混ぜて出来上がり!

とても適当なレシピですが、簡単ですよね。
こちらの飲み物はスープのように、お茶わんで食べてもいいですし、コップを使って飲んでもいいです。
好みにあわせて、もうちょっと甘くしてもいいので、寒い夜にはとても合う飲み物だと思います。
もしもっと濃い目の味でガツーンといきたいのでしたら、ラムを加えて、そこに生クリームをあわせて、飲んでみると新しい体験ができます(笑)。

冷たいビールに慣れている日本人にとって、暖かいビールを飲むのは、勇気が必要だと思いますが、ぜひ飲んで、ドイツ文化体験してみてくださいね。

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