日本人とドイツ人の断り方の違いと、使えるドイツ語の断り表現3つ紹介

staff02みんなさん、guten Tag!Wie geht es Ihnen?イーコムのユリアです。
ドイツ人と日本人、やっぱり違いがあって、その大きな差は、話すときの態度(話し方)だと思います。
もちろん、その人の性格によって異なってきますが、一般的にはドイツ人のほうがはっきりと意見を言って、曖昧にはしない傾向があります。
そのため、日本人のなんとなくといった曖昧なドイツ語での断りでは、ドイツ人には、「?」「うーん・・・。」となって、意味がよく通じていない場合が多いです。

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『ドイツ語を話すときは、ドイツ人式になりきる』というのが一つの方法です。
しかし、自分の性格は、なかなか変更しにくくて、はっきりと断りの言葉が言えない方も多くいると思います。
そのため、今日は、はっきり、きっぱりではないですが、ドイツ人にも「断り」だとわかる言い方を紹介したいと思います。
失礼にはならないので、心配なく、使ってもいいですよ。

①Das muss ich mir erst überlegen.
(その点について、一応きちんと考えないといけません。)

こちらの言い方は「考えておきます。」が一番近い言い方だと思います。
「muss」は一応日本では、「しないといけない」との強い翻訳がされていますが、「~すればいい」「~するべき」といったニュアンスもあります。
そのため、そこまでキツイ言い方ではないです。
Das muss ich mir erst überlegen.ということは、まだ決まっていないので、ちょっと時間が必要ということです。
もちろん、直接の断りではないので、相手は後でもう一度聞いてくる可能性がありますが、ほとんどのドイツ人は無理と分かってくれます。

②Vielleicht ein andermal, jetzt ist gerade schlecht.
(また別の機会にしましょう、今は都合があまり合いませんので)

こちらの言い方は、したくても、時間がない、あるいは最近が忙しい、都合が会わないタイミングが合わなく、今度しましょうとの時に使えます。
本当にしたいかどうか関係ないですが、一応興味があると見せて、丁寧な断り方になります。
もし本当に興味があるなら、『今がダメでも、いついつなら大丈夫ですよ』と、代わりの日程を言ってくるはずなので、それがないので、相手はあまり脈がないかな?と感じるわけです。

③Das ist nicht so meins.
(私にとって、あまり合いません。)

都合より、その物自体に興味がない場合には、「Das ist nicht so meins」を使えます。
ドイツ人は個人の考え方を大事にしているので、そのやることが気に入らない場合でも、個人個人違うのだから、合う合わない、好き嫌いがあって当然だと理解ができます。そのため、もし大事な人であっても『次に一緒に他の事をしよう』と言ってフォローしていけば関係が悪くなることは絶対にないと思います。

もちろん、ドイツ人も色々な人がいますので、1番の「Das muss ich mir erst überlegen. 考えておきます」といった優しい断り方が理解できない人もいます。
その場合には、恥ずかしくても、はっきり「Ich möchte diesmal nicht.」「今回はしたくない」といってもいいですよ。

何度も言いますが、日本人とドイツ人は違うので、なんとなく分かってよ、とされるより、嫌なものは嫌とはっきり伝えて、他の事で前向きになるのがよいです。
言葉の学習は、文化ともつながってきますので、今回このテーマについて取り上げてみました。

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