3月8日はロシア女性を祝う「女性の日」です!

Всем привет! こんにちは!Ecomのユリヤです。春と言えば始まりの季節、そしてもちろん…恋の季節ですよね♡
あなたは、春を楽しくすごされているでしょうか?今回は、ロシア人が恋人と過ごす休日のお話をします。
3月7日のこと。私は出張帰りの夜行列車に乗っていました。夜明けが来て、もう少しで私が住むペルミに到着します。すると、友人から電話がかかってきました。

友「もう帰ってきてる?」

私「あと2時間くらいで着くよ。」

 

友「あ、そうなのね。明日はどうするの?会える?」

私「仕事がたまってるから、会社に出勤するかな~。そのあとなら会えないこともないけど!」

「Какая работа????!!!!(仕事ですって???‼)ユリヤ、明日は3月8日なのよ!私たち女性の日!仕事なんて考えられない!!!」

 

とのことで、私は友人に怒られてしまいました(笑)

このようにロシア人は、3月8日のイベントをとても大切にしています。確かに次の日は朝から晩まで、お祝いの電話やメールが止まりませんでした。

ちょっと買い物に出てみると、そこら中にチューリップやバラ、ハート型の風船などが売られています。以前の記事でも書いたように、ロシア男性の贈り物と言えば、まずはお花ですからね。そして店員さんから駅員さんまで、誰もが「3月8日おめでとう、お嬢さん!」と別れ際に言ってくれます。

 

3月8日はロシア女性を祝う「女性の日」です!

 

さて、どうしてロシアでは3月8日がこんな大事な日になっているのでしょうか?実はこの日は、国際女性デーと呼ばれる記念日なんです。

元々この日は、アメリカのニューヨークで行われた女性労働者デモがきっかけで生まれた祝日です。

ただ、日本でバレンタインやクリスマスが日本的な習慣に変わっていったのと同様に、国際女性デーもロシアならではの日となっています。レストランはカップルで込み合い、道行く男性たちはお花やプレゼントを手に、それを受け取るだろうハニーの元へいそいそと向かっています。

この日は日本で言えば、ホワイトデーのようなものでしょうか。(ホワイトデーは日本で生まれた、独自の習慣らしいですね。)

ホワイトデーが出てくれば、すぐに思い出すのがバレンタインデーですよね?ロシアでも最近はデートをしつつお花をあげる程度はするようですが、まだまだメジャーではありません。

その代わり、ロシアで日本やアメリカにとってのバレンタインデーの役割を果たしているのは2月23日「祖国防衛の日」です。
ロアシアではこの日、女性が男性にプレゼントをあげたりお祝いをしたりします。恋人同士はもちろん、お父さんやお祖父さん、会社の同僚にも女性からお酒やネクタイなどをあげます。

祖国防衛の日は元々、第一次世界大戦でロシア軍がドイツに勝利したことを祝う日です。なので、恋愛相手だけでなく、男性全体を祝う意味が強いんですね。

 

まず女性がお祝いし、翌月に男性がお返しするという習慣は、日本に少し似ているところがあります。

そして、もしこの時期にロシアを訪れるなら、是非購入してほしいものがあります。それは、絵はがき。ロシアは様々なイベントにつき、ユニークな絵はがきが売られているんです!しかも、男女関係のお祝いになると一層面白いものがあります。面白おかしいものやレトロで可愛いデザイン、さらには下ネタまであって、とても良いお土産になりますよ。

 

3月8日はロシア女性を祝う「女性の日」です!
こんな可愛いデザインもあれば…

 

3月8日はロシア女性を祝う「女性の日」です!
ちょっぴりセクシー?ユーモア?なものまであります。

機会があれば男性にはネクタイやお酒、女性にはお花を買ってお祝いしましょう^_^

 

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