メキシコで、女の子は15歳(quinceañera)になると、とても多くのパーティーの機会が増えてきます。
そうです。メキシコでは、15才から、大人の世界?に、少し足を踏み入れていくのです。
15才の誕生日を迎えた女の子は、パーティーに参加し、お嬢様が着るようなドレスを着て、色んなプレセントをもらって、アイドルとして扱われますので、
多くの女性は15歳になることを、ずっーと前から楽しみにしています。
それほど、メキシコ女子にとって、15才は、人生の一つの大きなイベントなのです。
元々、15歳のパーティーをする理由は、メキシコでは、女性は15才から結婚できる年齢だったからです(現在は18才です)。
そこで、よい男性パートナーを見つけるために、15才の誕生日を迎えた女の子の両親は、パーティーに多くの人を誘って、大人になった娘を社会に紹介しました。
しかし、現在、結婚年齢も上がり、元々の目的がなくなりました。
現在、15歳のパーティーの目的は、女の子が、一日お姫様気分を味わうために行います。
なので、おしゃれなリムジンや、クラブみたいなパーティールームなどで過ごしたり、周りの人は気を使ってくれます。
よく考えたら、日本の結婚式に少し似ているところがあると思います。
15才のパーティーは、単にバカ騒ぎをするイメージではなく、
きちんと最初に教会に行かなければならないです。
そのあと、パーティー会場で、
「quinceañera」(15歳になる女性)は、プレゼントとして、最後の人形をもらいます(もう子供ではいから人形も最後、という意味)。
そして、quinceañera(15才の女の子)の家族や、有人の男の子のグループがいて、皆にダンスを踊ります。
これは、「chambelán」と呼ばれています。
そして、皆でパーッと騒ぎます。
残念ながら、こうした行事は、今後少なくなっていくと思います。
15歳のお祝いはあっても、祝い方が多様化してきたからです。
例えば、私は15歳のパーティーの代わりに、親からカナダ旅行をプレゼントしてもらいました。
私の友達も似た感じでした。
ただ、私のいたメキシコシティーよりも、田舎にいけば、15歳のパーティーはまだ有名ですので、昔からのやり方で続けているそうです。
p.s:
私が日本旅行した時、友達の結婚式に参加しました。
花嫁が現れた時、とてもびっくりしました。
なぜかというと、花嫁のドレスが「quinceañera」と同じようなドレスだったからです。
カラフルで綺麗なドレスなので、私も、カナダ旅行ではなく、昔からの15歳パーティーにすればよかったなと少し後悔しました。
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