ロシア人が日本を訪れて驚くこと:礼儀


yulia

Всем привет! みなさんこんにちは!Ecomのユリヤです。最近日本では若者のことば使いが問題になっていますが(まあいつの時代もそうですが…)、外国人からしてみればまだまだ礼儀正しすぎてすごい!と思われているようです☆
よく言われるように、日本は周りを気遣ったり人の目を気にしたりする文化ですが、ロシアは(ある程度の気遣いは当然しますが)人目を特に気にしない文化です。そのため、色々な違いが出てきます。

 
ドラッグストアの話でも少し触れましたが、日本はビジネスの競争が昔から厳しかった分「お客様が神様」で、とてもレベルが高いです。一方ロシアはソ連時代、お客様ではなく「店員が神様」でした。そのため、今もサービスの質には差があります。

また、日本を訪れたロシア人家族も「噂には聞いていたけど、びっくりするほどみんな礼儀正しいのね!」とのことでした。

彼らは特に、言葉が通じなくても一生懸命コミュニケーションを取ろうとする姿勢に感動したそうです。昔は「英語が話せないから…」と、私のような白人が近づいただけで逃げられたことも良くありました。

でも最近は外国人に慣れている若者も多くて、英語が苦手でもジェスチャーと笑顔で案内してくれる人も見かけます。当然、外国人観光客は感動しますよね。
また「子どもをとてもかわいがってくれたの!」ということも嬉しそうに話してくれました。それはそのはず、娘さんは細くて華奢なフランス人形みたいな女の子で、日本語を勉強しています。青い大きな目をした10歳くらいの女の子に日本語で「ありがとうございます」なんて言われたら嬉しいですよね。

 

ロシア人が日本を訪れて驚くこと:礼儀

柔道も礼儀をとても大事にしますね。ロシア人も少しずつその精神を受け継いでいます。

 

ただ、礼儀が正しいことにもマイナス点はちょっぴりあるようです。それは、話の筋までたどり着くのに時間がかかること!
日本では急に本題に入ると無礼に思われる、という感覚がありませんか?逆にロシアでは、いきなり本題に入らない奴は怪しい、とみなされるコトが多々あるのです。

 

日本はたとえビジネスレターでも、最初はお天気などの話を数行入れますね。これをロシア人に話すと、いつも大うけされます。
この家族も日本人との会話の際、「ちょっとお尋ねしますが」とか「すみません!聞いても大丈夫ですか?○○に行きたいのですが」などと、話の筋までたどりつくのに時間がかかることに驚いていました。

 

確かにロシアでは、知らない人か急に「駅ってこっちですよね?」と言われたりします。私もロシアに来た当初は「すみません、ちょっとお尋ねしますが…○○デパートはどのように行ったらいいでしょうか。」と聞いていましたが、「あっちだよ!」「あそこ曲がって右!」といった感じで、とても短く答えられます。

その時は返事があまりにも早く返ってくるので、聞き取れなくて困ったものでした。

 

なので、ロシア人家族にこれを言われた時は「なるほど!私は日本流に慣れていたから、ロシアでも最初は苦労していたのかな」と気付きました。

みなさんも聞き取れなかったら、申し訳なさそうな顔をして「Повторите пожалуйста」(もう一度お願いします)と遠慮なく聞いてくださいね。少し怒っているように見えても、本当は優しい人たちが多いので大丈夫ですよ☆

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