Всем привет! みなさん、こんにちは!Ecomのユリヤです。今日はロシア人が日本を訪れて驚くことの一つ、「清潔な町並み」について考えてみたいと思います。
私はよく、日本を実際に訪れたロシア人から「あんたよくここ(ロシア)に住めるわね!」「本当に清潔だった!」という言葉を聞かされます。
確かにロシアはタバコの吸殻からお菓子のごみなど、色んな物が落ちています。私の観察によると、ロシアのポイ捨ては20年前の日本に相当するくらいですね。
ロシア人のイメージと比べたら、本当は日本人もそこまできれい好きではないんじゃないかしら?と思うこともありますが…どうでしょうか?
15年前の日本の海を思い出してみると、とっても汚くて、掃除している人は自然大好きな私の父だけでした。しかしその頃から「エコ」が意識され始め、子どもへの教育やテレビ番組などで「自然を大切にしよう」というメッセージをたくさん目にするようになりました。
そしてわずか5年ほどで海や森のごみは消え、10年後には(少なくても人前での)タバコのポイ捨てもなくなりました。教育に「エコ」の視点を加えることで、日本人の意識がここまで変わったのだと思います。
ロシアも日本も、やはり子どもや若者は後先を考えない分、ものをそこらへんに捨てることが多いです。ただ個人的に日本人が偉いと思うのは、そのような若者や子どもにきちんと注意をする大人がいることです。ロシアでは他人の子どもに注意をすることは、よっぽど危険な場所にいる時など以外はあまりないです。捨てる人はどこの国にもいるけれど、拾う人もちゃんといるのが日本だと思います。
また、日本の方が明らかにきれいなのは、やはり掃除をして下さる方がいるからでしょう。ロシアも町の中心部などには清掃業者の人がいますが、田舎になればなるほど人手不足で町をケアする人がいません。
その点、日本の田舎は(業者がいなくても)本当に清潔です。それはやはり、日本の周りを気遣う文化があってこそなのだと思います。
ロシアでは今はまだ、ごみは深刻な社会問題として認識されていません。たしかに、生活できないレベルではないのですが…。
また、「ソ連時代の方が街はきれいだった」という声もちらほら聞こえます。ソ連は集団を大事にする文化だったことが影響しているのかもしれません。
ロシアもこれからエコの教育に力を入れれば、もう少し良い方向に変わるのかな? また、経済が豊かになれば余裕もできて、ごみを自主的に拾うような人も増えるのでしょうか。
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