Всем привет! みなさん、 こんにちは。Ecomのユリヤです。そろそろ暑さも落ち着き、食欲の秋へと心と胃の準備を向けたいところかと思いますが、いかがでしょうか。夏休みもいいけれど、お家でおいしいごはんも幸せですよね。
ロシアではこの季節、ダーチャでとれた美味しい野菜を食べながら、夏に楽しんだотпуск (オトゥプスク:ヴァカンス)の話をしたり、写真の見せ合いっこをしたりします。そこで今日は、ロシア人のヴァカンスの話をします!
ロシアのヴァカンスはヨーロッパ並みに長いし、ロシア人の中で大切な存在です。ロシア人は法律で4週間の有給を与えられるのですが、半年働いたら2週間の休みを取るのが主流です。ルーブルが下がった関係で海外旅行は以前に比べて減りましたが、たいていは年に一回は海外、もう一回は国内という風にする人が多いです。
最近は2回とも国内で過ごすことも珍しくないですが、ロシアはとても広いので国内とはいえ遠くに行くこともできます。シベリアのサナトリウムのような保養地に行く人もいれば、シベリア鉄道に乗ってサハリンまで行く人もいます。夏は川や海で泳いで、冬はスキーをするといった具合です。もちろん親戚を訪れたり、ただダーチャでのんびりしたりする人もいます。
このотпускは、どんなに貧しいロシア人でも大体は取ります。人によっては「ちょっと今お金が必要だから…」と本業の休みの間にバイトをしますが、多くの人たちはやっぱり休みます。
これは本当に素晴らしい習慣だと私は日々感じているのです。というのも、日本で私だけお休みを取ると、なんだかいけないことをしているように思えたからです。ロシアでは働いた分休むのも当然とされているので、そういう社会的な空気は良いですね。
実際ロシアでは夏が近づいてくると、雑誌の記事からインターネットの広告からありとあらゆるメディアで、ヴァカンスについてのネタが出てきます。ロシア人は家族で、あるいはカップル、友達同士で「今年はどうしようか?」と相談します。そして時には借金をしてでも、素晴らしい思い出を作ろうでするのです。
ちなみに私は今2か月日本に帰ってきていますが、出発する際も「そんなに長く??」とは一言も言われず、みんな「ヴァカンス楽しんでね!」という具合でした。素敵でしょ☆彡
きっとロシア人は夏が短いことをわかっているからこそ、全力で楽しもうとするのでしょうね。
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