Всем привет! みなさんこんにちは。Ecomのユリヤです。一気に秋の涼しさがやってきましたね。秋と言えば自然が美しく彩るロマンある季節。私はこの時期、ロマンチックな列車の旅を夢見たりするものです♡
ロシアに少しでも興味のある人が一度は乗ってみたいと思う、シベリア鉄道。私はロシアに住んでから、比較的頻繁に出張などの関係で乗っています。ただ、24時間以上の長距離は今の所経験がありません。いつかは…と思っていますけどね。
今日はそんなシベリア鉄道で有名なロシアの巨大な地域、シベリアについてのお話です。
その1:人も空気ものんびりしている
寒いから身体が動かないという点もありますが、生き急ぐのではなく人生の一瞬一瞬を大切にしている感じがします。気候が厳しいと寿命も短くなるということも関係しているかもしれませんが、どうやらシベリア人はいちいち時間をチェックしたり急いだりはせず、ゆっくりと深くスローライフを味わっているようです。
北の自然は真っ白で凍り付いたまま動きがないですが、毎日見ていると自分もそのリズムに慣れてくるのではないでしょうか。
その2:気候が厳しい分、人は優しい
私は北海道育ちですが、やはり「北の人は暖かいな」と思うことがたくさんあります。気候が厳しい分、同じ苦労をしている人と色々なものを分かち合い助け合うのではないでしょうか。
シベリアの気候は厳しいという単語では表せないくらい残酷で、まさにサバイバルの世界です。マイナス50度は当たり前、風も強く吹き、食糧も手に入りにくいです。正直、みんなよく住むなぁと思います。
ロシア中から電話を受けるオペレータの仕事をしている友人も「シベリア人は本当に優しくて助かる!」とよく言っています。些細なことで文句を言う都会人とは逆に、あまり気にしないのでしょう。きっと厳しすぎる気候で常に室内にいるため、ウラル人の様に表情がシビアになることも少ないでしょうね・・・。
その3:ロシア人も実は憧れている
ちなみに、シベリアはロシア人のなかでもちょっとした憧れの地域です。男性は狩りに行ったり、女性はスパ的な健康リゾートに行ったりします。特にアルタイ地方は空気も水も綺麗で、健康的な人気スポットですよ。「シベリアの大地が生んだ健康食」というお店が存在するくらいなので、きっと本当に体に良いのでしょう。
私もシベリアのハーブティーを飲んだことがありますが、確かにびっくりするほど美味しかった記憶があります。寒い地方でしか取れないハーブもあるので、ぜひ試してみてください。ロシア人からしてみても、ウラル山脈の向こうは「未知の世界シベリア」という感覚が若干あり、あまり詳しくない人も多いのが事実です。皆様もシベリア鉄道に乗る機会がありましたら、是非途中で降りてみて、マイナス50度の世界を味わってくださいね。
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