英検2級試験解説
一次試験
筆記(75分)/リスニング(約25分)
配点 | 全体割合 | |
語彙パート | 20点 | 27% |
読解 | 20点 | 27% |
作文 | 5点 | 7% |
リスニング | 30点 | 40% |
合計 | 75点 | 100% |
合格点は、6割の45-47点前後
配点割合は、1つ前の級、英検準2級と同じ構成となっていますが、内容や選択肢項目をやや難化させているのが、準2級と2級の大きな違いです。
対策アドバイス
まずは、英検ホームページに無料公開されている過去問3回分を解くことです。
2回か3回解いてみて、もし弱点がある場合、その弱点分野に絞って、本やアプリを追加購入するのがよいです。弱点がなく、均等に悪い場合、さらに後の過去問が旺文社から販売されていますので、そちらの過去問を解きましょう。
なお、市販されている予想問題集など過去問でない問題集は、実際の試験より難しく作ってあり、形式も本番のものと異なっていたりするので、あまりお薦めできません。過去問が対策のBestです。
Ecomの英検対策も、過去問を使って行います。
分野別チェック
・語彙パート
接頭語(Un-, im-, de- など)、接尾語(-ful, -er, -able)などの意味、働き。語源を意識すると解答の一助となる場合が多いので、抑えていきましょう。
語彙が不足している人は、Languryという単語アプリの準1級の英単語アプリをお薦めします。そのほか、語源単語で検索して、単語の語源について読んでみるのもよいでしょう。
・読解
日本語に置き換えず、英語のまま理解して読む訓練をしましょう。ある程度の文章量になってくるので、全体のテーマは何だったか?各パラグラフ事の言いたいことは何か?など大局的なとらえ方も、局所的理解とあわせて行っていきましょう。
・作文
一番簡単なパートです。過去問を数回行ってコツをつきみましょう。
・リスニング
ある程度長い英文になるので、英語のまま、まとまりごとに理解する必要があります。日本語には極力置き換えず、イメージで理解するように心がけましょう。
普段からネイティブの英語を聞いて耳を英語にならしておきましょう。素材は、EcomのYoutube英語学習チャンネルを活用ください。
・総評
子供はリスニングパートと英作文で点を稼ぎますが、大人の場合、語彙、読解、英作文で多く点を取れる人が多いと思います。
2級二次試験
1対1の約7分間の面接、文章を音読し、そのパッセージについての質問と3コマイラストの展開について答える。その他フリートーク。
採点分野 | 配点 | 採点ポイント |
リーディング | 5点 | 直読直解の読み方になっているか、個々の単語の発音やチャンク(まとまり)がきちんと把握して読むことができているかどうか。 |
Q&A | 25点 | 4つの質問に対する回答(1,3,4の質問は、5点、2の質問は、10点) 1.読んだ文章についての質問 2.3コマのイラスト漫画を見て、ストーリー説明(最初の出だしの一文は書いてある)。 残り2問は、関連したフリー質問。 |
態度 | 3点 | 1-3の3段階評価 |
合計 | 33点 | 合格点は例年19点前後。 |
英検2級二次試験合格戦略:
2級の2次試験は、
・音読
・3コマイラストのストーリー描写
・質問と回答
の3点です。
英検2次は、8割合格する試験ですので、それほど心配する必要はないです。
ただ、Story描写は、基本過去形で話す。きちんと最初の出だしの文章は忘れずに書いてあるものを読み上げる、など、試験のコツや、形式には慣れておきたいので、模擬試験を、Ecom講師が試験監督役となって実施し、すぐにフィードバックを行います。
また質問に答えられない時の、効果的な会話の仕方などもTIPSとして紹介するなど実戦的な対策にしています。