ヨーロッパの英語教育事情、CEFR(セファール)などの紹介 1


Hello!
EcomのJuliaです。ドイツ出身です。

本日は、ヨーロッパの英語教育事情について少し書いてみます。
初回は、英語試験CEFR(セファール)です。
プロフィールのpostでも書きましたが、今は小学校1年からドイツ人は英語を習い始めます。中学、高校までの12年間は必須で習い、大学でも勉強する人もいますが、基本的に、大学では英語の文献を読んだりで、英語を使う機会が出てきます。

そして、英語の試験は、CEFR(セファール)というテストが一番使われます。
日本のように、TOEICや英検ではないです。
CEFLは、Common European Framework of Reference for Languages の略で、ヨーロッパ人のための英語能力を測る試験(ヨーロッパ言語共通参照枠)です。
これは簡単に説明すると
A1, A2, B1, B2, C1, C2と分かれていて、Aがレベル易しい方、Cがレベルが高くなります。ドイツ人は、高校卒業で、B2に達していることを目的として英語教育が行われています。
調べてみたところ、B2レベルは、TOEICで800点前後、英検だと準1級くらい、TOEFL iBT 100点前後だそうです。

英語の試験は、受ける人もいれば受けない人もいます。
国際的な企業に応募する時のPRになるからです。ただ、ドイツでは、試験よりも実績の方を重視することが多いので、資格をもっていなくても、英語で仕事ができれば、そうした国際的な企業に応募しても問題ないことが多いです。

とにかく英語をとても重要視しているのが、今のドイツです。
ちなみに、私は、高校まで英語が好きでやってきましたが、大学では、日本語専攻。副専攻でラテン語を勉強していました。でも、ラテン語は使わないので、もう忘れてしまいましたが。

CEFR(セファール)は、ヨーロッパ人向けの英語試験なので、日本で知られていないと思いますが、ヨーロッパの人の履歴書を見ると、B1, B2, C1といったランクが書いてあることがありますので、ヨーロッパの英語試験のことだと覚えておくといいかもしれないですね。
写真は、ドイツライプツィヒ大学の日本語学科の前の写真です。大学生の時の私です。

Leipzig university とJulia

学生時代の私。
Leipzig university日本語学科前にて


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