1.研修費用と相場
語学研修には具体的に下記のようなものがあります。予め内容と相場などを知っておくとよいでしょう。
種類 | 1人当たりの費用、コメント |
留学✈ | 1か月授業料と滞在費で30万程度を見積もり。その他航空券や保険や、補助など会社独自分必要。 休職の必要あり。移動のコストも大きい。 |
通学👤 | マンツーマン60分11,000円程度+交通費と、通学時間。 |
講師招聘👨 | 講師1名を会議室に派遣してもらう形で1時間11000円程度。なかなか利用者の時間が取れず、管理の手間もかかります。 |
オンラインレッスン💻 | ネイティブまたはバイリンガル講師の場合、マンツーマン60分:2,500- 11,000円程度 フィリピン講師の場合、100-3,000円程度。自宅や職場から、深夜早朝でも受講できるのが一般的です。 |
eラーニング💻 | 動画やソフトを使った自主学習します。コンテンツ制作が必要となってきます。 |
2.講師はどんな人?
ネイティブ、ノンネイティブ、フィリピン人、日本人の4つに大きく大別できます。
どれも一長一短がありますので、御社のニーズにあった講師を用意してくれる学校を選びましょう。
ネイティブなら必要ないですが、ノンネイティブ・フィリピン人講師の場合、できるなら、講師の発音やアクセントのチェックだけでなく、その人の会話の使用語彙などを、英語に強い方によるチェックを入れるとよいでしょう。
昨今、フィリピン人などノンネイティブ講師を、英語のネイティブですと偽って、企業研修にあてる学校が多くありますが、発音のみならず、使用語彙・フレーズもネイティブからすると違和感があることが多いです。
3. 拡張性
英語であれば、ビジネス英語やTOEICだけでなく、海外赴任のための、TOEFL, IELTS対策、カスタマイズレッスンが可能な学校がどうか。
また、英語がメインの語学研修ですが、グローバル化とともに、英語以外の言語ニーズも増えてきています。
今は英語だけでよくても、今後、中国語、スペイン語、ドイツ語、韓国語、アラビア語、フランス語、ロシア語など対応が必要になってくる場合、多言語対応できる信頼できる研修会社があれば、別途研修会社を探したり、委託先を複数管理する手間・労力も省けて、研修運営が非常に楽になります。
4. 効果測定
研修後にきちんと効果を確認できるように、効果測定のある研修会社を選びましょう。ポイントは、『費用対効果』以外に、『時間対効果』も重要指標として確認ください。
5. 担当者
研修はある程度長い取引となりえます。実際にやり取りを行う担当者が信頼できる人であるかどうかを見てください。