虫食い(頭出し記憶法)で、英語をゲーム化する


先生の中には、このように、お手製で「虫食い状態」を作り、音声を聞かせて、アルファベットを書かせるゲーム(ディクテーション)を授業で取り入れたことありませんか?

とれも素晴らしいです。

でも、準備が手間ですよね・・・。

今回は、こうした虫食いをAIの力で、簡単に行う方法を書いてみます。

1.Onki(おんき)

スマホアプリ「Onki」は、写真に撮った英文を、瞬時に虫食いにしてくれるアプリです。

テキストスキャンだけでなく、

録音モードにすると、ドラマの音声なども”文字起こし”して、虫食い状態にしてくれます。

・日本語で話せば、ネイティブの英語に翻訳して、それを虫食い状態にできます。

虫食い英文をPDFにする機能もあり、印刷するのに便利です。

無料です❤

ぜひ活用してみてください。

2. AIに「頭出し記憶法」を行ってもらう

AIにやってもらうのも1つの方法です。

ただ、AIに、「◯◯の文章を虫食いにして」と伝えても、

一体、どこを、どういうルールで虫食いにしたらよいかわからず、その場合、AIは、変な出力しか返してくれません。

その場合、

◯◯の文章を「頭出し記憶法」で虫食いにして

と(プロンプトを)伝えると、英語学習者にとってよい虫食いで表示してくれます。

頭出し記憶法は、語頭のみ表示して、あとを隠す記憶法ですが、子ども向けですので、

二文字頭出し記憶法で虫食いにして

というのがBetterです。

英単語の語頭の二文字だけ表示してくれます(固有名詞や記号は除いてくれます)。

このプロンプト(AIへの司令)を知っておくと、英語の虫食いづくりに便利ですよ。

正確にプロンプトを入れたい場合、下記をコピペして使ってください。

*ではなく、”_”に変えてもいいです。

以下の文章を、二文字頭出し記憶法で虫食い表示してください。

二文字頭出し記憶法とは、単語の頭文字2文字だけを残して、あとは、文字数がわかるように、*でマスキングする手法です。

固有名詞や記号は無視して、そのまま残してください。
(ここに文章貼り付け)

About 成田 勝行

英語は、公立中学の授業で初めて学び始めた純日本人的受験英語で育つ。 慶應大学SFC卒。現在、ECOM英語ネット学校校長。 英語以外に、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語が話せる。

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