野菜・果物を使ったフランス語フレーズまとめ【その3】

Ecom講師 Olfa

こんにちは、EcomのOlfaです^^

今日も、フランス語の植物名文を紹介していきますよ~!

 

11- Tomber dans les pommes 「リンゴに落ちる」

「リンゴに落ちる」とは、「気を失う」という意味の言葉です。本当は「S’évanouir」という動詞があるのですが、「リンゴに落ちる」方がイメージもしやすくて、言い方としても面白いので、病院でも「Tomber dans les pommes」を使いたがる人のほうが多いです(笑)

12- C’est pour ma pomme 「自分のリンゴに」

こちらは、男女共通で使えるユーモアです。先ほどの通り、リンゴには「顔」という意味があります。「自分の顔に」ということはつまり、「私がやること」を表します。例えば、やるべき仕事がある時や、食事の後で「今日はきっと自分の奢りだな」という時に使います。
「私がやればいいんでしょう?」といった感じの表現ですが、別に怒っているニュアンスはないので大丈夫です。

13- Avoir un coeur d’artichaut「アーティチョークの心を持つ」

これは、以前のブログで説明しましたね。アーティチョークの心を持つ人は、すぐに一目ぼれする人、色んな人と恋に落ちる人を指しています。
アーティチョークには葉っぱが何枚もあるので、心があちこちへ行く人をイメージできますね。

14- Le blé / l’oseille (Etre fauché)「小麦/カタバミ」(刈られた)

「Le blé」「l’oseille」は「お金」を表します。フランス語でお金を意味する元々の言葉「L’argent」は、口頭ではほとんど使われません。その代わりに、スラングである「Le blé」(小麦)と「l’oseille(カタバミ)」が最もよく使われます!友達に「T’a du blé ?」(「小麦ある?」)「T’a de l’oseille ?」(「カタバミある?」)と聞かれても、びっくりしないでくださいね。「J’ai plus de blé !」(「小麦もうない!」)と答えれば完璧ですね(笑)
そのため、フランス人はお金がなくなった時も「Je suis fauché !」(「小麦が刈られちゃった!」)(女性は「Je suis fauchée」)という風に「刈られる」という表現を使います。

15- Les carottes sont cuites「ニンジンが煮えた」

このユーモアは、フランス人は皆知っています。映画で「ニンジンが煮えた」と聞こえてきたら、もうクライマックスですよ。意味は、「結果が出る」「決断される」「ケリをつける」などです。
よく使われるのはフランスの探偵映画で、ずっと逃げていた犯人を探偵がやっと捕まえる時に「お前、ニンジンが煮えたぞ!」という感じですね。定番のフレーズです。ところで、なんでニンジンが使われているのでしょう? それはわかりません…。

今回はここまでです。野菜と果物を使ったフレーズは、本当に多いですね!でも、まだあるんですよ!(笑)

来週も紹介していくので、お楽しみに^^

 

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