Всем привет! みなさん、こんにちは。Ecomのユリヤです。
日本と言えば、サービスレベルが高いことで知られていますね。一方で、ロシアは、そんなサービス慣れした日本人旅行者からすると、笑顔がない、愛想がない、適当、人によって質にはらつきがありすぎる、など、厳しいコメントを頂くことがあります。
まぁ確かに、うなずけるところもあり、それは、ロシアが昔から社会主義でサービス競争がなかったのと、インフレのため、偉いのはお客様ではなく、サービスを提供するお店の人だったためでした。
しかし、最近は以前に比べて、外国文化の流入や、外食文化が進み、ロシアのサービスも大分よくなってきましたので、今回ここにお知らせしたいと思います。
なお、先に言っておきますと、固定客で成り立って、潰れることもない地元スーパーなどはそこまで変化はありません。ただ、その他新規参入した若いサービス店などは、ロシアで皆さんも満足されるような高いレベルのサービスを提供するようになってきました。
しかし、ロシアは広いので、場所によってまた違います。
ということで、今回、ロシアの主要都市である『モスクワ』と『サンクトペテルブルグ』、そして、私が住んでいるちょろっと田舎町のロシア中央の『ペルミ』のサービスレベルを私の実感から、勝手に比較してみました-。2017年度版です。
・モスクワ
モスクワは伊達にロシアの首都じゃないですね。年々、本当にサービスが良くなってきてお薦めです。
みなさん笑顔で感じよく話し方も丁寧です。しかも高級なところだけでなく、ちょっとした安めのお店でも「Ждем Вас снова!」(またお待ちしております。)と、目線を合わせて、笑顔で言ってくれますので、嬉しいですね。
あと少し、地下鉄のおばさま方がにこやかになれば、完璧です。
・サンクトペテルブルグ
サンクトペテルブルグはこの前行ってきた感想で言わせていただくとあまりペルミと変わらない感じがしました。
ちょっとお高い店はお店の人も感じがよく、安いところになると冷たいといった感じです。
でも、サンクトで少し感動したのは、美術館や博物館の人の親切さです。
この人達は本当に自分の仕事に誇りを持っているのだなと感心しました。
たとえ上着を預けるおばちゃまにしても、「うちは素敵な博物館だからゆっくり見てね」と声をかけてくれたり、展示品を守るために座っているガードの女性も、私たちが肖像の女帝が誰なのかを話していたら、親切に説明をしてくれて、次の絵の案内までしてくれたりしました。
ちなみに以前ペルミに住んでいたことがあり、一週間前からサンクトにいる日本人の友人は、サンクトは最近トイレがきれいになって人の対応も親切になってきたと言っていました。
・ペルミ
ペルミはやはり田舎町なので、まだまだ高いお店はサービスが良くても、安いところは笑ってくれず対応も適当だったりします。日本人旅行者には、悪い印象間違いなしですね。残念ながら。
もちろん、これは人やお店による話なので、ちゃんと人の教育に力を入れている、若い人が運営する安いカフェなどもあります。
私がちょっとおもしろいと思ったのは、たとえ常連になっても態度が変わらないお店があることです。と言っても、私はたくさん話す職業のため、静かにいることができるこのちょっと感じ悪い、突き放した感じをとても気に入っています(感じいいところは常連になると話さなきゃいけないので)。
突き放されたまま(笑)、もう数年このお店に通っています。また、ペルミのこの感じ悪さはソ連の香りがしてちょっとロマンかもとも思います。私だけかしら(=゚ω゚)ノ
皆さま、ソ連の香り、分かりますか?
※最後に、もしロシア人に感じよくされたいと思えば、こっちが超感じよくすれば、向こうも必ずと言っていいほどやさしくなります。実験住です。皆さんもお試しあーれ☆彡
ただそのためには、ロシア語はある程度やっぱり必要ですね(若い人には英語もある程度は通じます・・・)。