こんにちは、EcomのJuliaです。
今日は皆さんに、ドイツの春の野菜「der Spargel」(アスパラガス)を紹介したいと思います。日本ではよく緑のアスパラガスが売られていますが、ドイツでは白い「Spargel」の方をよく目にします。
ドイツには「Spargel」の畑が約16,700ヘクタール(東京ドーム約3500個分)もあり、一年間で約5万5千トンが出荷されます。その売上高は1億750万ユーロにもなります。「Spargel」は、ドイツで一番お金になる野菜です!(笑)
「Spargel」は年によって収穫期が少し異なりますが、普通は四月末~六月末くらいまでになります。この時期にドイツに行くと、どこのお店でも「Spargel」を売っているのが目立ちます。「Spargel」は収穫がとても大変なので、1キロ当たり約6ユーロと高価な野菜になります。
ちなみに、先が閉じていて根元の方が濡れているSpargelが、新鮮なものです。
食べ方としては、ゆでる前に先の方から根元へ皮を剝いて、根元は1センチぐらい切り落としましょう。お湯の中に砂糖とバターを少し入れてゆでると、苦さが消えますよ!
太さによりますが、大体は15分~20分くらいゆでます。ゆでたSpargelは、ゆでたポテトと、オランデーズソースやバターと一緒に食べるのが一般的です。
ちなみに、剝いた皮と切り落としたSpargelを一緒にゆでたら、美味しい「Spargelsuppe」(アスパラガススープ)が作れるので、ゆで汁は捨てずにクリームスープにすることをオススメします。
Spargelは成分の93%が水なので、100グラムでもたったの20カロリーです!また消化にも良いので、ダイエットにも効果があります。ただ、バターとクリームソースと一緒に食べたら、なかなか痩せられませんね…(笑) 更にカリウム、リン、カルシウム、ビタミンA、B1、B2、C、E、葉酸などが入った、とーーーってもヘルシーな野菜なんです!
小さい頃はSpargelの苦味と食感があまり好きではなかったので、晩ごはんに出た時は、一緒に添えられているジャガイモとソースしか食べていませんでした(笑) ですが大人になって、Spargelの美味しさが段々わかってきました。今では春になると絶対に食べる野菜の一つです。
皆さんは白い「Spargel」(アスパラガス)を食べたことがありますか?美味しいので、ぜひ今日のメニューに加えてみてはいかがでしょうか?