日本とは違うドイツのマナー3つ

Julia Ecom(イーコム)

皆さん、お元気ですか? Ecomのユリアです
私は日本に来たばかりの頃、日本人は礼儀正しさを大事にしているというイメージを持っていました。今は日本に来て三年目ですが、やはり最初のイメージは正しかったと思っています。
ですが、海外に行くともちろんマナーも異なってきます。そのため、マナーを大事にしている日本人でも、知らず知らずのうちに外国人に対して失礼なことをしてしまうかもしれません。ドイツでそのようなことが起こらないように、今日は日本と違っているドイツのマナーを3つ紹介したいと思います。

 

その1店員さんを無視するのはダメです

日本とは違うドイツのマナー 店員を無視するのはダメ

まず思いついたのは、日本のレストランでは席の案内をしてもらう時やレジでお金を払う時に、お客さんが何も言わずにウェイターを無視していることです。スタッフを見ないで友達と話したり、携帯を見たりという方は結構いますよね?
もちろん友達や家族と一緒に会話する時、相手の話を聞かないことは、日本でも行儀が悪いと言われますよね。
店員は自分にあまり関係ないから、いちいち優しく挨拶しなくてもいい、という考え方も理解はできます。しかし、丁寧に挨拶してくれるのだから、その優しさにお返しをするのがドイツ人の中では普通です。
私はドイツでレストランに入るとき、スタッフが挨拶をしてくれたら絶対に返事をしています!
「Guten Tag」、「Auf Wiedersehen」と言われたら、「Guten Tag」などと返事をします。「Ihnen einen schönen Tag」(良い日を)、「 Ihnen ein schönes Wochenende」(良い週末を)とスタッフに言うこともあります。
皆さんもドイツに行ったら、お店に入る時に「Guten Tag」と言いましょう!

 

その2レストランでは他の人と違う食べ物を注文しましょう

日本とは違うドイツのマナー レストランでは他の人と違う食べ物を注文しましょう

日本人の皆さんは、ヨーロッパは集団よりも個人が大事にされているというイメージを持っていませんか?ドイツ人も、利己的とまでは言いませんがある程度は、個人的な考えを強く持っていることは間違いありません。特にレストランに行った時に、それがよくわかります。
なぜならドイツ人は絶対、一緒にいる人とは違う食べ物を頼むからです。例えば私がカルボナーラを食べたいと思っていても、友達が先にそれを頼んでしまったら、私はカルボナーラを諦めて違う食べ物を注文します。ドイツ人は他の人に同じ料理を注文されたら、なんとなく嫌な気持ちがします。どうしてなのかはよくわかりませんが多分、レストランに行く機会が少ないから一回でお店の料理を色々見たい、という気持ちがあるんだと思います(笑)
とにかく、ドイツ人の友達やビジネスパートナーとレストランに行くことがあったら、相手と違うメニューを頼んでね。ちなみに、同じ飲み物を頼むのは全く問題ないですよ♪

 

その3知り合いにも知らない人にも「Kavalier」(Gentleman)を

日本とは違うドイツのマナー 知り合いにも知らない人にも「Kavalier」(Gentleman)を

ドイツ人はイギリス人やフランス人と比べたら、あまり「Kavalier」に見えないかもしれません。でも、大事にしている「Kavalier」なマナーがいくつかありますよ。例えば、他の人のためにドアを開けることです。先に行ってドアを開けておくというわけではなく、自分が通るときに後ろに人がいたら、ドアが閉まらないようにしてあげるくらいで大丈夫です。友達に対してでも、相手が通る前にドアを閉めるのはとても失礼だと考えられています。また、知らない人に対してもドアを開けてあげると、礼儀正しい人だと思われますよ。逆に前の人にドアを開けてもらった時は、きちんと「Vielen Dank」を言いましょう。慣れたら自然にできるようになりますよ。

今日紹介した3つ以外にも、注意すべきマナーはいくつかあります。ドイツに行った時は周りの人たちの行動を見てみると、面白いかもしれませんね。

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