フランス語の名文、諺『怒りはそのきっかけよりももっと悪い結果を招く』

Ecom講師 Olfa

 

こんにちは!Ecomのオルファです。

皆さん、誰でも時々怒ることはありますよね。

人に何か嫌なことをされた時、何かの事件を見た時、悪い経験をした時…怒るのには様々な理由があります。

そんな時は今日のフランス語名文を思い出して、落ち着いてください。

 

第17回
Les conséquences de la colère sont beaucoup plus graves que ses causes.
(怒りはそのきっかけよりも、もっと悪い結果を招く)

怒る原因となる出来事はもちろん、すごく嫌なこと、悪いことだと思います。

ただフランス人の考えでは、その怒りの気持ちを持って行動する方がもっと大変なことになると思われています。

 

怒っている時にしようとすることは、一瞬の感情で決めていることですね。

これは、何も知恵が入っていない決断になってしまいます。

例えば誰かに嫌なことをされて怒っている時は、その人に敵討ちすることしか考えられません。

自分がされたことより、もっと嫌なことを相手にしてしまう可能性があります。

だから、とにかく落ち着いてから自分がどういう風に行動するのかを考えましょう。この名文は「復讐には意味がない」というニュアンスも含まれています。

なぜなら、相手に嫌なことを仕返すと永遠にエスカレートをしていきます。

最後にはとんでもない暴力になるだけですね。

怒っている時も冷静に考えてから行動することは難しいですが、とても大切なことですよね。

 

もちろん、「いくら悪いことをされても我慢しなさい」という意味ではないですよ。

それはフランス人っぽくないしね(笑)

正確には「あなたが嫌だと思ったことを、自分で繰り返さないように」というメッセージです。

怒っていてもちゃんと考えて行動すれば、周りを傷つけないですみますよね。

どういう気持ちだったのかは他の人にはわかりません。

結局自分の行動は、完全に自分の責任ですからね。

またねー!^^

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