アラブの名言、諺『神様の○○』その2

olfa

 

こんにちは、Ecomのオルファです。今日は先週に続いて、アラビア語で神様を意味する「アッラー」を使った表現を紹介していきます。

 

 

3- الـْحَمْـدُ لله
「アル=ハムド・リッラー」

これも、アラブ人によく使われている表現です。「アル=ハムド・リッラー」は直訳すると「神様にありがとう」という意味で、これは「良かったです!」という表現になります。もちろん、神様と関係の無いことにも使います。
「アル=ハムド・リッラー」は色んな事に対して「良い結果で安心です!」と表したい時に言います。
またこの表現は、あまり意味がない時でも使うのが特徴です!皆がただ「嬉しいな~」と言う時や、何かを食べ終わる時、シャワーを出る時、寒い日に暖かい家に戻る時など…。「アル=ハムド・リッラー!」は「気持ち良い!」「良かった!」「お疲れ!」という色んな表現として使えます。
私はよく、熱いお風呂に入る時に「あ~~アル=ハムド・リッラー!」と言います^_^

 

 

4- الله يْساعْدَك
「アッラー・イェセーッデク」

「アッラー・イェセーッデク」とは、アラビア語で「神に手伝ってもらえるように」という表現です。相手に「頑張ってください」と言ったり、自分が困っている時に「どうしようもないけど、神様が助けてくれるかも」とお願いしたりする言葉です。
「私は手伝わないよ」という意味ではなく、「あなたを神様(=最高のヘルプ)が手伝ってくれるように」ということなので、言われたら喜んでくださいね。
また、自分が友達に手伝ってもらった場合にも使います。その友達に対して「アッラー・イェセーッデク!」と言えば、「今私が手伝ってもらったように、あなたも困った時には誰かに手伝ってもらえるように」と願う表現になります。
「困らないように」「頑張れるように」ということを念じる言葉ですね。

 

 

5- الله يْسَلـْمَك
「アッラー・イェセルメク」

「アッラー・イェセルメク」は「神様に守られるように」という言葉です。日本語の「お元気で!」と同じような意味として通じますが、使い方が少し異なります。友達に手を貸してもらった時などに「アッラー・イェセルメク」と言うことで、感謝を伝えられます。何か良いことをしてもらう時に感謝を表す言葉として使えるんですね。「あなたのエネルギー、力を私に使ってくれてありがとう」「迷惑をかけてすみません」といったニュアンスを持つフレーズです。手伝ってくれた感謝と、相手の身体を思いやることの両方を一度に表すことができます。
私はよく、料理を作ってもらった時やごちそうになる時に使います。「アッラー・イェセルメク」を女性に対して使うと、とても優しい人だと思われますよ。

 

 

まだまだ「神様」を使った表現はたくさんありますよ!では、また来週^^

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