ランタンを作ろう!フランス流ハロウィンの祝い方

Ecom講師 Olfa

 

Bonjour! Comment s’est passé votre Halloween ?

EcomのOlfaです。

今日10月31日は、ご存知のようにハロウィンです!

元々はアメリカで定番となった行事ですが、今では日本でも楽しまれていますね。

皆さんは仮装やパーティーなどをしましたか?

フランスのHalloweenもアメリカから来たので、名前もそのままアメリカン・バージョンが使われています。

今日は、フランスのハロウィンのお祝いについてお話します。

 

フランスでは、子供達が怖い仮装をして学校や自宅の周りでお菓子をもらっていきます。

Treat or Treat (お菓子をくれないといたずらするぞ!)のようなハロウィンの言い回しは、

フランス語では

「Des bonbons ou un sort !」

(お菓子をくれないと魔法をかけちゃうぞ!)

です。

フランス人の子供たちは、ハロウィンは「お化け、死んだ人、幽霊」の祭りというよりも、魔女の祭りだと思っています。

実は、フランス人は昔からお化けや幽霊の存在を認めていません。

これは、人間は基本的に復活できないという考え方に由来しています。

ですが、魔女の存在は深く信じられていますね。

少し怖い話ですが、100年ほど前まで「魔女」だと思われた女性は村人みんなに怖がられて、捕まえられて殺されてしまうこともありました。

あの有名なジャンヌ・ダルクも同じです。

なのでフランス人の子供は、ハロウィンの日は

「魔法をかけるぞ!」

と言います。

 

学校でもHalloweenの変装をしてパーティをしたり、近所の家をノックしてお菓子をもらいにいきます。

基本的に近所でお菓子を回収して、あまり遠出はしません。

Halloweenは基本的に子供向けのパーティーです。

ただ、フランスではよく家族全員ですることがあります。

それは「かぼちゃ彫り」です!

ハロウインでは皆で楽しく、かぼちゃを顔付きのランプに変えていきます!

ちょっと、作り方を説明しますね。

 

まず、出来るだけ柔らかいかぼちゃを選びます!

そして上側を、蓋の形になるように切ります。

この時、蓋は捨てないでくださいね。

ランタンを作ろう!フランス流ハロウィンの祝い方

蓋を外したら、中を掘って空っぽにします。

次に、内側からでも外側からでも大丈夫ですが、ナイフで顔を彫っていきます。

大事な部分なので、細心の注意を払ってやりましょう。

ランタンを作ろう!フランス流ハロウィンの祝い方

頑張って、面白い顔を作ってくださいね!

昔はこの顔の中にろうそくを入れていました。

でも、かぼちゃは生ものなので火を入れてしまうと、すぐにダメになってしまいます。

しかも、子供が落として火事になる危険もあります。

なので、ろうそくの代わりにLEDのキャンドルを使うのが一般的ですね。

ろうそくより安全だし、長持ちします。

ランタンを作ろう!フランス流ハロウィンの祝い方

 

キャンドルをかぼちゃの中に入れて、家の正面に置いておきましょう。

夜になると、面白いライトになります。面白いというより、怖いのかもしれませんが(笑)

 

おまけ:プチフランス語講座~ハロウィン編~

Bonne fête d’Halloween:ハロウィンおめでとう!

Un sort:呪文

Des bonbons:飴

Un déguisement:仮装

 

みなさんは、ハロウィンをどのように祝いましたか?

是非教えてくださいね。

A bientot !

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