Ecomのオルファです。Comment allez-vous? C’est Olfa!
色んな国の人から
「フランス人の友達からキスやボディタッチをされるんだけど、大丈夫?」
「フランス人は話す時の距離が近すぎる!」
「フランス人には『パーソナルスペース』の概念がないんですか?!」
といったことをよく聞かれます。
もちろんフランス人も、コミュニケーションの仕方は友達、恋人、家族などによって変わります。
でも確かに、他の国(特に日本)と比べると、距離が近いかもしれませんね。
そこで今回は、フランス特有のボディランゲージ、コミュニケーションについてお話しようと思います。

1.腕を組む
最初の動きは、腕を組むことです。
フランス人は小さい頃からよく、腕を組んだまま歩いたり散歩をしたりします。
ただ、それは主に女性同士の行動とされています。
男性同士だと、少し不自然です。
男性と女性で腕を組む場合はカップルか友達のどちらかですが、友達の方が多いです。
腕を組むことは「とっても仲良しな人」「親友」のサインなので、カップルの間ではあまりやりません。
カップルならは、元々すごく仲の良い友達だった場合はするかもしれません。
もし異性の友達同士で腕を組んでいると、フランス人にはカップルというより「ゲイの人とその女友達」と思われたりします。意外ですね。
とにかく、フランスでは「相手の腕を組む」という行動は「友情」「幼馴染」「仲良し」といった意味を持っています。
フランス人が愛を表現する時には「手」を使うので、腕はただの信用を表します。
(※この「腕を組む」とは相手の腕を掴むのではなく、手を使わずに腕を組むだけです)
2.手を繋ぐ
手を繋ぐことは「平等」を表しますが、これは完全にカップルの行動です。
フランスで手を繋ぐのは、ほとんどの場合で愛し合っているカップルです。
そうでなければ、とても仲のいい兄と妹くらいです。
フランス人にとっては、身体を近付けるよりも手を繋ぐことの方が、はるかに愛が伝わります。
もちろん「手を繋がない=愛していない」というわけではありませんが、手を繋ぐことはちゃんと愛情を表す行為になります。
他にも色んな種類のボディーランゲージがあるので、続きはまた次回紹介しますね^^


One thought on “フランス人のボディーランゲージを理解しよう(前編)”