オルファのここスゴ71回目:日本の祝日がスゴイ

Ecom講師 Olfa

こんにちは、Ecomのオルファです。

あけましておめでとうございます^_^

Ecomフランス語通信は今年も色んな記事を更新していくので、よろしくお願いします!

さて、今回はここスゴの71回目です。

今日は、私が来日した時にとても不思議に、そして今では素敵に思っていることについて話します。

私は日本に来たばかりの頃

「今日はこどもの日だから、学校はお休みだよ」と言われて、「こどもの日?どういうこと?私は子供じゃないけど?」とビックリしていました。

 

なぜなら、私がフランスで慣れていた祝日は、「OO戦争の日」みたいな祝日だったからです。

それらと正反対の「こどもの日」という祝日があるとは、とても不思議でしたね。

その時すごく気になって、日本にある国民の祝日を調べてみました。

すると「こどもの日」だけでなく、「海の日」「みどりの日」「春分の日」「秋分の日」など、不思議な祝日がいっぱいありました。

その時は

「なぜずっと変わらないものをお祝いするのかな?」

「どうして自然など、記念にならないことを祝えるの?」と思っていました。

どうして、フランス人の目から見たら不思議なんでしょうか?

それは。フランスの祝日と比べるとわかりやすいです。

日本の祝日は、ある人や物事の大切さを思い出して、感謝を表すという感じですよね?

しかし、フランスでそういったケースは非常に少ないです。

「母の日」「父の日」はありますが、祝日ではありません。

休日とはならずに、家族や個人で祝うことなのですね。

フランスで定められている祝日は、以下の通りです。

1月1日:Nouvel an(お正月)

3月1日:Fête du travail(就労の日)

5月8日:Fête de la victoire(第二次世界大戦終了の日)

7月14日:Fête Nationale(フランス独立記念日)

11月11日:Armistice(第一次世界大戦終了の日)

 

フランス人には「よく休む」というイメージがあるかもしれないですが、国民の祝日は少ないですね。

また、内容も非常にシンプルです。

私が思うには、祝日は自分の人生の中で大事にしないといけないことや、ありがたい存在を思い出す日です。

ただ残念ながら、フランス人は「山、海、自然や人間は当たり前に存在しているものなので、祝う必要がない」という風に思っているのでしょう。

でも、ちょっと考えてみれば自然や人間は一番感謝するべきものですよね。

もちろん戦争などの歴史的な出来事も大事で、学校で教えるべきです。

ただ、日常生活に繋がっている自然や人間への感謝は欠かせないですよね。

日本の皆さんはどう思っているのか、ぜひ知りたいですね。

また、外国の方にもっと日本の祝日の意味を教えてほしいです!

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