皆さんこんにちはー!
Ecomフランス語のオルファです。Ca va?
今日は、面白くて変わっているフランス語を紹介しようと思いますネ。新年最初のフレーズから、こんなのでも大丈夫でしょうか…?(笑)
第33回
Femme et vin ont leur venin
(女性にもワインにも毒がある)
皆さん、直訳を読んでビックリしませんでしたか?「女性にも毒がある」なんてひどくないですか!?(笑)
この名文は非常にフランス人らしくて、ユーモアでも批判でも皮肉でも使えますよ!
名文の中にある「毒」には、「酔わせること」「気を付けないといけないこと」「強い力のあること」といった意味があります。そのため、色んなシチュエーションに応じたニュアンスで使うことが出来る言い方です。
フランス人は根本的に、皮肉好きな批判者が多いです。このフレーズも、ユーモアで少し大袈裟に言われる注意事項のようなものです。女性は可愛くてワインは美味しいかもしれないけど、それだけではないですね。魅力的に思っても、ワインと女性には酔わされているのかもしれません。だから気をつける必要があるという意味ですね。
厳密に言うと、これは「女性に騙される」ではなく「女性の魅力に負ける」ということです。素敵な女性と出会ってもそれを意識して付き合ってください、という意味ですね。
ワインも大好きな人はたくさんいますが、美味しくて気持ち良く飲みすぎたらとんでもないことになります(笑)
このフレーズは、恋に落ちてバカな行動をし始めた人に対してよく使います。「今のあなたの姿はおかしいから、愛のせいで変なことをしない様にね!」と注意するわけですね。
ただし、女性とワインは間違いなくフランス人の人生で最も大事なことです(笑)
なのでもちろん、この名文はそんなにネガティブな意味ではありませんよ。軽い感じで使うことができます。
皆さんはどう思いますか?恋をして自分らしくない、変なことをしてしまったことは誰にでもあるのでは?(笑)