こんにちは、Ecomのユリアです。
みなさん、突然失礼ですが、彼女や夫など連れ合いの方を何と呼んでいますか?日本では英語の「ダーリン」や「あんた」などが使われているそうですが、私はそれ以外にあまり聞いたことがありません。(カップルでも、私の前だと使わないのかもしれないですが…)
他の国の愛称を調べてみることは結構楽しくて、例えば英語では「ダーリン」の代わりに「My Pumpkin」(私のかぼちゃ)と言うらしいです(笑)
さて、ではドイツ人は恋人をどういう風に呼んでいるのかな?今日はドイツ語の「der Kosename」(愛称)を紹介します!
第5位:「Liebling」(ダーリン)
こちらの呼び方はあまり想像力が入っていませんが、男性でも女性でも使えるのでドイツ人の中に人気があります。その上「Liebling」は中立な言い方なので、周りの人が使っても恥ずかしくならないので便利です。
第4位:「Maus」(ネズミ)
ドイツではネズミという動物は、あまり良くないイメージを持っています。ただ、「der Kosename」(愛称)なら7%の男性が彼女に対して「Maus」か「Mausi・Mäuschen」を使います。家庭内で「Maus」と呼ぶことは恥ずかしくなくても、それに慣れて外に出た時も自分の恋人を「Maus」と呼んでしまう人もいます。ちなみに、もっと可愛い呼び方をしたい人は、「Mausi」か「Mäuschen」と語尾を変えます。
第3位:「Hase」(うさぎ)
どうやらドイツ人は、恋人に動物の名前を付けることが好きなようですね(笑)
実はこちらの「Hase」は、女性が彼氏に対して使う言葉です。可愛い動物なら大体、その名前を「Kosename」にすることができます。「Hase」の他にも「Kätzchen」(猫ちゃん)など、沢山あります。男性は「Hase」と呼ばれるのが好きかどうかは別の話ですが…(笑)
ちなみにこちらも、可愛く発音したい時は「Hasi」と呼びます。
第2位:名前を短くしたニックネーム
ドイツ語で名前に「-lein」か「-chen」の語尾をつけると、可愛い響きになります。このニックネームを使うことで、仲が良い関係を作れます。「~chen」(例:Mari+ chen,=Marichen)は子音で終わる名前やものに付けられて、「~lein」(例:Maria+lein= Marialein)は母音の語尾に使われています。例えば「Marie」(マリー)は「Mariechen」になり、「Peter」は「Peterchen」になります。
こちらのKosenameを使えば、その人だけの名前になります。「Liebling」などの名前は「Anna」や「Maria」といった特定の人とは関係なく、二人とも「Liebling」と言えます。ですが「Annalein」と呼べば「Maria」には使えないので、特別な感じがしますね。そのため人気があると思います。
第1位:Schatz(宝)
ドイツに行ったら、こちらの「Kosename」(愛称)を絶対耳にします!Schatzはもともと「宝」の意味を持っていて、自分の大事な人を宝物に例えるために「Schatz」と言われるようになりました。ドイツでは女性の41%、男性の35%がパートナーに言われている愛称だそうです。とても良い言葉ですが、使い過ぎると特別な感じがなくなってしまいます。たまに「Schätzchen」と語尾を変えたパターンも聞きます。ただ「ダーリン」よりも親しい人に使うので、若い女性にいきなり使うと、ちょっと失礼な言い方です。
ちなみにこれをもっと可愛くしたい場合は、「Schatzi」と言います。
みなさん、いかがでしたか?ドイツ人のカップルはお互いに「Kosename」を使って相手を呼ぶことで、仲が良い関係を表していると思いますが。ただ、その愛称に慣れてきただけで使う人もいます。喧嘩をする時に「Schatz, du spinnst!」(あんたバカだろ!)と言ったりするので、恋する気持ちを表現するだけではないようですね(笑)
2 thoughts on “ドイツ語で親しい相手を呼ぶ時の愛称”
vielen Dank. Jezt ich verstande die bedeutung der folgende Sang, dank für Ihre Blog.
https://www.youtube.com/watch?v=RaTsSDk7YwU
Denn es gibt Hase und Kätzchen, vieleicht gibt es Koala auch! Nicht bar?
Lieber Herr Koala,
vielen Dank für das schöne Lied.
Leider gibt es noch nicht das Wort “Koala”. Aber es ist eine sehr gute Idee!